ももねこ的『おもむろワンオラクル』のススメ!カードリーディングは慣れたもん勝ち

ももねこ、時々Twitterにてこのようなことをやります。

上記ツイートに連ねる形で各アルファベットに応じたワンオラクルの内容をツイートしていますので、興味のあるお方はぜひご覧になってくださいまし。こういったワンオラクルに時系列は関係ないので、この記事を見た今のタイミングが!あなたの!引き時です!

さて、『おもむろワンオラクル』のススメ……というタイトルで書き始めましたが、わたくし、勧めております。おもむろワンオラクル。これは何故かと言いますと、自分の、もしくは上記のように公開でやれば誰かの、気づきや思い出し・振り返りの一助となるからです。

そもそも「気づき・思い出し・振り返り」って何ぞや

『おもむろワンオラクル』のススメ

私たちは誰でも“私”でしかないので、“私”が感じた・思った・考えたことがすべてなのですね。ということは、いろいろな課題や問題に直面したとき、事前に“私”についてよーーーく知っておけば、何故“私”がその状況を課題や問題だと受け止めているのか、また、“私”はそれらを通してどんな未来を欲しているのか、“私”は何が快で不快なのか……等々、その状況を打破したり乗り越えたりはたまた回避したりするための視点を得やすくなります。

余程自分の力が及ばないような状況でないかぎり、大体の場合は“私”のせいであり“私”のおかげであるので、“私”について理解を深めまくっておくことが普段からできる“私”の鍛え方だとももねこは考えております。

“私”“私”言いすぎて訳わかんなくなってきたな。とにかく大切なのは“私”です。
そう、気づき・思い出し・振り返りは“私”を知るためのきっかけ。そして、課題や問題は気づき・思い出し・振り返りの宝庫です。いざ課題や問題に直面してからでないと、あまり“私”について感じたり考えたりすることってないんじゃないかと思います。

ただ、課題や問題に直面してから“私”について感じたり考えたりすると、ただでさえいろいろなことが心や頭に覆いかぶさっているのに、あっぷあっぷと溢れてしまいますね。そもそもそういった状況のときは感情が昂って“私”に対して冷静に感じたり考えたりする余裕を失いがちなので、やはり平常心を保っていられる状況にあるときこそ、“私”についてしっかり知る時間なのではないでしょうか。

ということで、『おもむろワンオラクル』のススメです。

暇なときに『おもむろ』に一枚引くと、いい感じに心と頭が動く

『おもむろワンオラクル』のススメ

この、“いい感じに”っていうのがミソ。さあ考えるぞ!っつて気合いを入れてものごとに向き合うときみたいな緊張感や真剣さがいい意味でなくて、カードのメッセージに対して「これは一体何に対してのメッセージなのか……あ、あれか!」とか、「あーー今そういうこと言う!?」とか、そういう“不意のきっかけ”を起点に心と頭が動き出すのですな。

そこからが“私”を知る時間のスタートです。カードのメッセージから『おもむろ』に引き出した思考のテーマについて、「何故私はそう感じるのだろう?」「何故私はここで躓いているのだろう?」「何故私はあの人が好き/嫌いなのだろう?」……等々、さまざまな問いを自分に投げかけていきます。特に、メッセージの中で引っかかるところ……うっ、とか、あ、とか、ひーー!とか発してしまうところについて、何故そう感じたのか・思ったのか?を掘り下げていくと、新しい自分に出会えたり、蓋をしておきたかった自分に再会したりといろいろなイベントが起きます。

また、私はオラクルカードやタロットカードの絵柄が好きなので、本当におもむろに、なーーんにも考えずにカードを引くことがあります。よく、ワンオラクルの仕方として「何かテーマを決めてから引く」という説明がしてありますが、逆に何も考えずに引いてから「これはどういう意味があるんだろう?」と思考を巡らせていくと、思いがけない気づきを得られることも多々あるのです。これが元で課題が見つかることもあれば解決することもあるので、『おもむろワンオラクル』は侮れません。

『おもむろワンオラクル』にはアプリやウェブサイトが便利

『おもむろワンオラクル』のススメ

私はスマホにオラクルカードやタロットカード、ルーンのアプリをいくつかインストールしています。それ以外にも、ウェブで簡単にワンオラクルができるようなサイトをいくつか知っているので、アプリかウェブサイトのいずれかで『おもむろワンオラクル』をすることが多いです。家や事務所にいるときは紙のオラクルカードのデッキをおもむろに選んでおもむろに引くこともあります。が、やっぱりアプリかウェブサイトを使うことが多いかな。「待ち合わせの相手が来るまで暇だなぁ」「何となく眠れないなぁ」みたいな、日常の隙間時間でカードを引くには、何よりも手軽さが大切!

さらに!自分たちでオラクルカードのデッキを作ったので、もちろんウェブでピッと引けるようにしました。無料で何回でもワンオラクルできるので、よかったら使ってください。

電子版よりも紙版の方が当たりそう~と言ったお声もいただくことがありますが、私自身の感覚的には電子だろうが紙だろうが感触は変わらないです。そして一番大切なのは、電子だとか紙だとかそういうことよりも、カードのメッセージからどのように“自分ごと”を見つけるか、という視点。この視点を強化することは、がっつりリーディングにも確実に役立ちます。というかがっつりリーディングこそ、こういう視点がないと厳しいのではないかしら。

たった一枚のカードから、“自分ごと”に結びつく要素を見つける

私がAmazonの電子書籍で販売している『オラクルカードリーディングの手引き』(なんと100円だよ!)にもちょろっと書いておりますが、「リーディングに慣れる=さまざまな要素を自分ごととして捉え、きっかけにして思考するクセをつける、ということ」です。このきっかけづくりに、『おもむろワンオラクル』はとーーっても役に立つのですよ。“私”を知るためのきっかけが訪れるのを待つのではなくて、きっかけを自らカードという形で引くわけですから、自分ごととして捉える思考のクセづけにはもってこい!な訳です。

この手引書の『練習におすすめ!テーマ集』と題したコラムで、リーディングを練習するためのアプローチをいくつか載せています。

ひとつ例を出しますと、『私の知らない、私のいいところ』というテーマ。これはストレートにカードのメッセージを読むだけだと、しっくりこないカードを引いたときに「全然当たってない!」となりますね。ここで重要なのは当たっているか当たっていないかではないので、そこでカードをデッキに戻したり引き直したりせず、そのカードが表現してくれているメッセージの中に、自分ごととして当てはまる要素を探していきましょう。

そうそう。占いやリーディングってのは、当たるか当たらないかだけが重要ではないのですよ。むしろ占いやリーディングの内容をきっかけとして自分の行動について諸々感じて考えて、何ならその内容を「自ら当てにいく/望まない内容なら外しにいく」くらいの感じで臨むのが丁度いいです。

話を戻しますと、どのような要素も“私”に内包されている、という視点を持ってカードや解説書を眺めてみましょう、ということです。それらの要素がどのような形で発露しているのが“私”なのか、はたまた発露していないのが“私”なのか……についてぐるぐる思い巡らせてみると、“私”を知ることに繋がります。

きっかけづくりはカードでなくてもいいけれど、やっぱりカードが便利

ぶっちゃけ、メッセージはタロットカードやオラクルカードからでなくても引き出せますし、そこら辺にある情報すべてがきっかけになり得ます。が、やっぱりタロットカードやオラクルカードが便利です。何故なら「メッセージを引き出すぞ~」という気持ちにスイッチを入れやすいし、そもそもこれらは何らかのメッセージ性を含んだものとして作られていますので、キーワードや要素を引き出しやすいの。絵も文字もあるしね。絵がないデッキもあるけどね。

特にオラクルカードは絵も文字もメッセージ性が強いので、こういった使い方にはとても向いていると思います。タロットカードは使い込んでからでないとこういう使い方はちょっとムズカシイのではないかしら。如何せん、タロットカードはリーディングを始めたての人に対してオラクルカードほど饒舌には語らないのだよ。いや、語るのだけれど、易しい言葉ではないというか……伝えづらいな。メッセージを受け取るのにちょっとムズカシイ言い方をしてくるよ、って感じでしょうか。

というわけで、みんな『おもむろワンオラクル』やろうぜ!

有意義な暇つぶしとして『おもむろワンオラクル』はおすすめでございます。DUCK WORKSは友人の誕生日にお祝いとしてオラクルカードを贈りがちなのですが、これは私が“私”掘り下げツールとしてオラクルカードが便利で面白いと思っているから、というのが大きいです。気軽に楽しく引いてみよう~!

オラクルメッセージの無人販売所をつくりました

誰とも話したくないけれど、誰かの言葉がほしい……誰か、リーディングしてメッセージをくれ……ってとき、ない?私はある!

そんなときのために、オラクルメッセージの無人販売所をつくりました!

オラクルカードのメッセージには、占いとは違う「ユルく出会う面白さ」があると思う。そして、もうずいぶん長いことオラクルカードを触ってきた中で「今の私に必要なメッセージをください!」っていう超シンプルなテーマが最強だと思ってもいる。

というわけで、そんなシンプルなテーマでサクッと買える、「誰とも話したくないけれど誰かの言葉がほしい」ときに役立つアイテムをつくりました。以下の記事で語っているので、ぜひ見てみてください。