『軸』と『スタンス』のお話

本日は『自分の軸』について書き連ねます。
私にとって、決してないがしろにしてはいけない、かといって固執してもいけない、とてもとても扱いの難しいヤツです。

『自分の軸』とは何だろう?

こう問われると、「私の得意は/個性は/人に負けない部分は何だろう?」みたいな思考が頭の中にざーーっと広がっていく。
私は随分と長い間この思考に引きずられてきたし、だからこそ『自分の軸』について問われるのが苦手だった。

今の私が思う『自分の軸』っていうものは、言葉にすると『自分のスタンスの基準となるもの』です。
『スタンス』は時と場合に合わせて変化させるもので、その舵取りをするための基準が『自分の軸』だと思っています。

『自分の軸』は、好き嫌い・得手不得手・強み弱み……等々ではどうやら間に合わないらしい

『自分の軸=自分のスタンスの基準となるもの』として捉えると、私の中でそいつは“好き嫌い・得手不得手・強み弱み”のような要素では賄いきれないものになった。

当たり前よね、あらゆる場面での「今のあなたはどう振舞うのか」という投げかけに対する回答の基準にするのだから、もっともっとその奥の、得手不得手や好きや嫌いや強みや弱みの根っこの部分にあるものを『軸』としたいじゃないか。

というか、そもそもそのような要素たちこそ『軸』から生まれてきたものじゃない?
まずは『軸』があって、そこから表面にさまざまな要素が発露して、私という人間が世間に認知される。
そしてその認知をコントロールするために……コントロールして自分が心地よく生きていくために、スタンスを像としてもっていたいの。

『スタンス』は『軸』を護り育てるもの

冒頭にも書いたとおり、『軸』は取り扱いがヒジョーーーに難しいものです。
剥き出しのままだと諸々の不都合が生じます。
めちゃくちゃに傷ついたりはたまた傷つけたりします。
如何せん力が強すぎるのです。

『スタンス』はそんな繊細すぎて強力すぎる『軸』を柔軟性をもって包み込んでくれます。
そうして世間との間に適度な空間、余裕を保ってくれます。
余裕があるから『軸』も成長できる、そういう構図なんじゃないかしら。

軸があって、スタンスがあって、その先に個性やこだわりが滲み出る。
でもって、この手順を間違えるとロクなことにならないのだ。

個性やこだわりは、滲み出るくらいが丁度いい

これはさまざまな恥や痛みにまみれて生きている私の、自戒に近い持論です。

特に根拠もなく(←ここ超大事ね)個性やこだわりといったものにプライドを掲げて優先度と重要度を上げていくと、それらはギリギリと自分の首を締め上げてきます。

そしてそれは、ともすれば世間との正当な摩擦に見えます。
「世間に自分を受け容れてもらうための最初の試練だ」という、情熱があるからこその“必要な犠牲”に見えるんですね。

でもさぁ、それって本当にそうかな?
世間なんていう巨大で曖昧で無限の色に溢れている、とにかく大きすぎる何かが自分を受け容れるか?容れないか?っていう壁って、本当にあるのかな??
実態のわからないものが創り出している(ように見える)、これまた実態のわからない壁みたいなものに立ち向かう、それって本当に必要なことかしら。

ま、そんなん誰もわかりませんわな。
というか、そういう戦い方が必要な場合だけそうしたらいいんだと、ここ10年の社会生活を経て思うようになりました。

世間を強く意識する必要がある、そういう環境でそういうマーケットでそういう人たちを相手にそういう戦い方をするとなったとき、初めてそのことについてがっつり向き合えばいい。
“根拠のない”個性やこだわりの押し出しは、無用の刃となって自分の首を脅かしかねない。
要は、思考や行動・表現その他諸々の制限となる可能性がある、ということ。

こいつを踏まえ、「個性やこだわりは、滲み出るくらいが丁度いい」となったわけです。

つーかね。
個性やこだわりは、放っておいても滲み出るんですよ。何ならそれを消す方が大変です。
手書きの文字ひとつとったって、「あぁこの人の字だ」ってなるでしょう?
なので、個性やこだわりは変にゴリ押すよりも滲み出るに任せた方がいいと思います!

『軸』と『スタンス』、滲み出る“個性とこだわり”を、どう表現するか?愛してもらうか?が、ブランディング

で、その手法やら何やらが頭の悩ませどころで、私も日々日々本業で唸り続けているのね。

本業では企業ベースでそれをやっておりますが、個人ベースになったとしても根幹は一緒なので、はよ実践を重ねたいなぁと。
幸いにもこんなどこの馬の骨ともわからんDUCK WORKSを信じてお手伝いをさせてくれる方々がいらっしゃいますので、ありがたくそのご厚意を頂戴している次第です。

ででで。

私にはブランディングなんて関係ない~って思っているなら、それはちょっともったいないわよ。って言いたい。
ものすごく乱暴に言いますと、ブランディングってのは世間で活動しやすくするための施策ですから、どんな職業・どんな立場であっても意識しておくに越したことはないのです。

というわけで、『せんす de あそぼ vol.2』開催します

今回の『せんす de あそぼ vol.2』は、ズバリ!学校の先生向けの『軸』探しワークショップ。

『軸』ってやつはね、ちょっとのことでぼんやり霧がかっちゃうものなんです。
『軸』がぼんやりしてるから、『スタンス』がうまくもてなくて、不安定になっちゃう……おそらくそういった経験は、皆さまあるでしょう。

今回は、元・高校教師であるせんすちゃんと!何でもやるDUCK WORKSが!あなたの『軸』探しをお手伝いします!!

▼詳細はこちら
せんすおぶわんだぁ ワークショップ一覧

……ごめん。
します!言うたけどまだ詳細が決まりきっていません。
場所やら何やらが決定次第、追ってお知らせいたしますのでご安心くださいませ。

あと、今回のイベントは女性の先生限定とさせていただいております。
男性諸君はまた今度ね!