ルミKheちゃん、ドールアイを自作する

新一郎くんがうちに来てすぐ、何がきっかけだったのか本当に忘れたっていうかそもそもわからないのですが、ルミKheちゃんが何故かドールアイを作り始めました。
もちろん、経験なんてないです。私もないわ。

あまりにも自然な感じで作り始めたのでツッコミそびれたままですが、とにかくルミKheちゃんはいそいそと白目の半球体およびレンズ体、虹彩等々を作っておられます……
今回の記事では、私が端から見たルミKheちゃんの様子をお伝えします。

※今回は目玉の写真が出てきます。苦手な方はご注意をば!

ねえねえ、白目は何で作る?……石塑粘土!

石塑粘土と言えば、研磨するとつやつや滑らかになるのが魅力的な粘土ですね。
私も昔、母とドールハウスを作るのにハマっていた頃、石塑粘土でパンやらクロワッサンやらパンやらパンやらたくさん作りました。大体パンです。あと花。
それがまさか20年ほど経って目玉づくりを眺めることになるとは、人生って不思議なものです。

寡黙なルミKheちゃんは黙々と作り続けるので、細かな制作過程は残念ながらももねこのあずかり知らぬところですが、白目部分はどうやら石塑粘土を使ってひとつひとつ手で丸めて研磨しているみたい。

この写真の右下に写っている白いお団子みたいなやつがそうです。

このひとつひとつ丁寧に研磨された、まっしろすべすべまんじゅうの真ん中に、リューターでウィィィン……と穴を開けているのね。
何でなん。そのまま虹彩のシート貼ったらあかんの??

ルミKhe「追視がほしい」
ももねこ「マジかよ」

さすがはルミKhe。突き詰めるタイプ。

そうそう、虹彩のシートこそルミKheちゃんの本領発揮ゾーンですよ!
デザイナーのキャリアと腕とセンスを活かして、めっちゃきれいな虹彩の模様を作ってはります。
私もPhotoshopは一応触りますが、あんなに自由自在に模様を描くのは無理だわ。
しかも、シートを覗き見したらめちゃくちゃバリエーションがあるの。何そのバリエーション。何種類作ってあるのよ。

しかもね、試作品全部、瞳の高さ・深さが違う。白目のサイズも違う。
どうやったら理想的に光が入るのか、追視するのか、ラメやホロが活きるのか、ヘッドにきれいに収まるのか……
試作に施策を重ねるみけー。

ルミKhe、白目部分へのこだわり

これまた写真を見ていただくとわかるのですが、ルミKheさん、白目部分に着彩していらっしゃる。

え、毛細血管描いたんですか!?嘘やろ!?何で!?!?

ルミKhe「まぶたの隙間からほんのり見えるのがリアルやろ」
ももねこ「マジかよ」

さすがはルミKhe。追い求めるタイプ。

しかしながらこれ、ドールに入れてみるとアイホール際に向かって白目が馴染むんですよね。
如何にもお人形さん!っていう、ガラスの目が入れてあります!っていう感じが落ち着くのですな。
それをどう捉えるかは好み次第だけれど、私はすごくいいなぁと思いました。
目の際が馴染むと、お顔が柔らかく見えるのね。

この写真でわかるかしら……
今気づきましたけど、右目のまつげが内側に入り込んでますね。失敬失敬。
あとアイパテが多すぎてちょっと隙間が……もっと上手な写真を載せれば良かった。

そしてそして、瞳が大きすぎなくて丁度いい!
黒目がちなのも可愛いですが、私はこれくらいのバランスが好きです。
しかもそれなりに追視するしね……すごいぞルミKhe。

虹彩のシート、瞳のレンズづくりにも精を出すルミKhe

上にもちょろっと書きましたが、虹彩のシートと瞳。
ルミKheちゃん、Photoshopでデザインした虹彩の模様を印刷して、切って、貼って、ホロとか仕込んで、レジンで盛って……って感じで作っています。

どうやら、虹彩を印刷する紙もいろいろな種類を試しているようです。
何故か家に豊富にあるステッカーシート(それも複数種類ある)とか、目玉づくりのために買い足したあれこれとか、とにかくいろいろ。
どの紙が一番良かったのかを聞きそびれていますが、厚さがあると固さがあってうまく白目のアールに沿わない……的なことを言っていたように思います。
そりゃそうだよね、アールに沿わせようとおもったら柔らかさと薄さがいるよね。
プリンターで印刷できて、薄くて柔らかい紙。いいの知ってたら教えてください。

レンズにどれだけレジンを盛るか、も重要です。
盛りすぎると飛び出ちゃうし、かといって薄すぎたら味わいが薄れる……
目玉づくりってめちゃくちゃ奥が深いのね!
ちょっと楽しそうだけれど、こういう系の工作にはももねこは不向きであることを自覚しているので、眺めているだけにします。

こんな感じで、DUCK WORKS家ではまさかのドールアイづくりが行われています。
新一郎くんを譲っていただいた際に入っていたグラスアイは、ルミKheちゃんのお手本として作業台に置いてありますよ。
ほんと、見本があって良かったね!