「ぶち壊して創り直す」大アルカナ:塔【タロットカード紹介】

塔です。絵が怖いタロットの代表格。
死と塔は「怖い!悪いことが起きますか!?」って言われる二大巨塔ですね!
まず、このカードがこれから先のことを指して出たならば、来るべき変化に向けて、いそいそと心の準備をいたしましょう。

基本的な意味

このカードは、聖書にあるバベルの塔のお話になぞらえて説明されることが多いですね。

むかーしむかし、知恵をつけていろいろと作れるようになった人間たちは、安定と安全を求めて立派な塔を建てたのだと。
その塔はとても頑丈で、いろいろな災いから人間たちを守ってくれたのね。
おかげさまでみんな平和に暮らせるようになったのだけど、その代わりに新しい生き方を探したり、怖いものに立ち向かう方法を模索したりするのをやめてしまいました。
それを見て、神様が怒ったの。
けしからん、何サボってんだ、現状維持に徹してんじゃねーぞ!

どんがらがっしゃん。
神様の怒りが雷となって、塔を根っこから壊してしまいました。

そして人間たちは散り散りになって、またイチから生活の基盤を築くことになったのです。
山に落ちたものは山、海に落ちたものは海、平地に落ちたものは平地での生活を、それぞれ営むことになったのね。
大変な目には遭ったけれど、おかげさまで多様性が生まれたし新しい土地を得たことで数を増やすこともできるようになったのです。

……というわけで、塔のカードは必要な破壊と再出発を示す1枚です。
ただただ無為に壊されているわけではない。

塔のカードが出るとドキッとするよね。だってものすごい変化を示すカードだもの。
それも自分ではどうしようも避けられない衝撃を伴う変化……安穏と生きていれば生きているほど「いやあのちょっとやめて?せっかく平和なんだからやめて??」ってなる。
いくら必要な変化だといっても、心の準備できてないと困るんですよ!!

逆位置で出たら?

破壊からの再構築です。すべてのものは壊れてから再生するんやで。
何が壊れて何を何のために再生するかはその時々で様々です。
だので、逆位置で出てきたら「何か破壊されたものがないか」を思い起こしてみましょう。
それは目に見えるものだけでなく、価値観だったりそれまで常識としてきたことだったり、ルールだったりもします。

どんな形であれ変化とか衝撃って怖いよね。
平和にやってようが苦しかろうが、いきものってやつはその状況に適応するように生きているのだからできるだけ変化も衝撃もない方が安心なんです。
ただいざそれが起こっちまえばそれに合わせて自分も変化するしかないし、変化がないと発展もないのよね。
だからまぁ覚悟はいるけれど、覚悟させてくれるカードなんだからむしろありがたいと思って受け止めたいですね。

また、こちらの記事で「相手の気持ち」「アドバイス」に出た場合の読み方をご紹介しています。
リーディングの参考にどうぞ!

タロット占いでネガティブなカードが出たとき、どう読む?

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう