「社会貢献する実業家」小アルカナ:ペンタクル 6【タロットカード紹介】

このカードが意味するものは、奉仕の精神!
なかなかこれができる人はいないよ、という人物像とシチュエーションが描かれています。
ああ、これぞ社会貢献……。

基本的な意味

ペンタクル 6

ペンタクル 6はですね、身なりのいい人が周りの人にお金を分けている絵が描かれています。
この人は自分の富をしっかりと確保&運用できている人で、その中できちんと自分の分をキープしたまま(ここ重要!)周りに分け与えられる人なのです。
ただ与えるだけでなく、自立した上での分配。決して共倒れしない冷静な奉仕。
ビジネスライク~~!

ペンタクル 4は富を持ってはいるのだけども、独り占めしちゃってそこでカチコチになっている状態です。
そんな風に「誰にも渡したくない……」ってなっちゃうと、失うことに対する恐怖が生まれてきて動けなくなるのね。
動けないってことは富を殖やす方向にも動けなくて、ただそこでじっと金貨を握り締めているだけになるのだ。

ペンタクル 6はペンタクル 4とはそこが違って、自分の余裕を把握し、それを世の中に還元することでもっと大きな流れに乗れることを知っているのですね。
お金の価値ってずうっと変わらないように見えてじわじわと変わっていくもの(不活性な通貨は自ずと市場価値が下がっていくもの)だから、ペンタクル 4のようにじっと守っているだけだと、守っている間に自分の手元にあるそれの価値がどんどん下がっていって、結果的に守れていなかった……ということもあり得るのです。

これがね、同じ「分け与える人」でも自分の身を削ってまでそうするとか、自身のことを把握せずにそうする、だと共倒れの可能性も出てくる。
何なら、自覚なく搾取の対象になっちゃうかもしれない。
それって本末転倒で、富と仲良くなれている状態ではないなぁ。

実際のリーディングで出た場合は、その占いのテーマに対して上記のように本当の意味でのイーブンな関係でいるかどうか、という視点を持つようにします。
例えば恋愛で今後の展開のところに出たなら、あなたと相手はこの恋愛においてとても平等ないい関係を築けるよ、という風に読みます。
一見とてもビジネスライクだし、恋愛特有の甘い感じは味わえないかもしれないけれど、共同体として生きていくにはとてもいい間柄じゃないかな!という感じ。

逆位置で出ると?

逆位置だとまさに「富と仲良くなれていない状態」です。
自分だけじゃなくて他者を含む範囲でバランスが取れていないわよ、見直してね、っていう感じね。
自立の上での奉仕ができていますか?搾取されていませんか?って言ってくれている。

例えば、仕事のことを占って相手の位置にこれが出たら「この人は自分の力量と裁量を上手に見極められていないから注意してね」といった風に読んだりしますし、恋愛で相手の位置に出たら「あなたが依存しすぎるか相手が依存しすぎるかもしれないから気をつけて」という風にも読みます。
奢ったり奢られたりが当たり前の恋愛関係だとこういうのもグサッとくるかもね。

しかしまぁ、こうやって自分の手元にあるものを上手に世間に回せる人ってなかなかいないよねぇ。
循環がすごく大切、って言われてもじゃあそれってどうしたらいいの?とも思うし。
うちの妹なんかはすごくお金を貯めるのが上手で私なんかよりもよっぽど貯めているけれど、ある程度貯めたらこれまた上手に使って世の中に還したり家族と一緒に喜べるような使い方をしているから、あの子は上手に富の循環にいるんだと思います。
ていうかね、ペンタクル 6を見たら妹を思い出すんだよね。この人うちの妹です!

スピリチュアル界隈でも募金をすごい勧めるような文章を見かけたりしますが、それもただ募金すりゃいい=募金してるからいつか返ってくるはず!ってのじゃなくて、“自分で納得して”募金箱にお金を入れる、っていうのが重要なんだと思います。
お金の行き先と入り先を自分でしっかり納得する、これが大事。ペンタクル 6の精神!
納得して出し、納得して受ける。納得して流れに乗る。そのお手本として側に置いときたい1枚です。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう