「うーん、次どうする?」小アルカナ:ペンタクル 7【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ペンタクル 7 です。
7つの金貨がなる畑に男性が立っています。

小アルカナ『ペンタクル 7』の基本的な意味

ペンタクル 6
  • スートのキーワード:物質・現実・成果
  • 数字のキーワード:混乱を経て得る調和、成果・勝利
  • 現状の評価、次のフェーズへ向かうための精査

農具に寄りかかり立つ男性の目の前に、7枚のペンタクルがなっています。男性の口元はへの字に結ばれており、表情には迷いがあるように見えます。

色の要素

  • 灰:ニュートラル
  • 緑:生命力、みずみずしさ
  • 橙:本能

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 評価への不服
  • 懸念
  • 諦め

イメージ

ペンタクル 7 が示すのは、自分が積み上げてきたものに「これでどうかな」「この感じでいけるかな」と投げかけるタイミングです。「こんなもの?まだまだいけるでしょ」となるか「ここまでやったからもう大丈夫!」となるかはそのときその人次第……ということですが、私の場合は「こんなので大丈夫?もうちょっとやれることないの??」という感じで受けとめることが多いですね。

如何せん、この人の表情と姿勢がパッとしないのよ。パッと。まだまだいけたんじゃないの、ここからもっとやるなら今やれることがまだあるんじゃないの、みたいな、ちょっとした後悔みたいなものを感じる。ただまぁ、見る人によってはそんなに深刻な印象を受けないもいるので、そのときの気持ちや状況次第、ってとこかしら。

ペンタクル 7 が逆位置で出ると、「この程度か……残念だな」「まぁこんなもんで妥協しておくか」というニュアンスでも読めます。私はついつい「何とも歯切れが悪い!いけるとこまでいけよ!!」と思ってしまうのですが、ときには妥協する柔軟性も必要だよね。なので、アドバイスのところにペンタクル 7 が出たら「せやな」って素直に聞き入れたりもする。そんな感じで過去や現在に出たらちょっと悔しいよね!未来に出たら、そうならんように頑張るか。

しかしまぁ、大きくて綺麗なペンタクルが7枚も実っているというのに、不服そうな顔をしているなんて。きっと自信があったんだろうなぁ、土づくりとか苗づくりとか、そういうのを今まで試行錯誤してやってきたんだろうなぁ。これだけ実っているのにこのような浮かない顔ができるくらい、自信が持てるくらい、コツコツやってきたのかと思うとこの人めっちゃ好感度高くないですか?いいぞ!どんどん高み目指してこ!!

大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。

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