「スピード感の塊」小アルカナ:ワンド 8【タロットカード紹介】

ワンド 8の一番の特徴は、そのスピード感です。
絵を見てみると、棒がびゅんびゅん飛んでるね。何なんだこの状況は。
こんなに立派な棒が8本も空を飛んでいるのだから、ものすごいエネルギーがここに使われていることでしょう。
速度がないとすぐに落ちてしまうでしょうし、とにかく速いんです。

このカードが出たときは、まずその推進力に注目しましょう。
それも、これから飛ぶのではなくて既に動いている状態よ。油断していたら置いていかれちゃうのよ。
そんでもって基本的にはいい方向に進んでいるのよ~~~!!

ってなわけで、ワンド 8の示す意味をご紹介します。

『ワンド 8』の正位置が伝えてくれること

ワンド 8

冒頭でも書いたとおり、このカードが出たら、とにかくすっっっっっごい勢いでモノゴトが進んでいくのだと解釈します。
そのためのエネルギーがその場にあるということなので、表面的にはわからなくても水面下でめっっっちゃ動いていたり、にょきにょきと成長していたり、とにかくそういう「前へ前へ上へ上へ」っていう変化が近いうちに起こる or 既に起きている、ということですね。

このカードが現在~近い未来を表すところに出た場合、準備のための時間が残されているかどうかはアヤシイです。
入念に準備をしたいタイプの人は「えっマジで!?ちょっと待って!?」となることもあるかと思います。
いけいけレッツゴー状態が好きな人は、このカードが出たら準備もそこそこにダーーッと走っちゃうかもしれません。
いずれにせよ、いつワンド 8が出ても対処できるように、常日頃から行動するための備えを欠かさないようにしておきたいものですな。

もしも、過去を示すところで正位置で出たときに「えっマジで!?心当たりないわ!!」と感じたら、その流れを見逃していた可能性があります。
自分が気づいていないところで何かが急激に動いた可能性もありますので、過去のところにワンド8が出て、なおかつ心当たりがないときほど、このカードには気をつけた方がいいかもしれない。
そういうときは、周囲にどんな動きがあったのかをしっかりと確認しましょう。

また、例えば恋愛で「あと一歩押しが欲しい!」みたいな状況を占っているときにワンド 8が正位置で出てきたら、テンションが上がります。
「どんどん行っちゃって~!勢いが大切!この流れとパッションに乗ってハッピーを掴み取ろっ!」みたいなテンションで読めるのです。
これが相手を表すところに出たりすると、さらにテンションが上がりますね!お相手さんもいい方向にスピード感出てるよ!これは急展開アリアリじゃない~~!?と、盛り上がる女子会のようなノリになりがちです。

ワンド 8だけでも「いい方向に進む」というニュアンスがあるのですが、周りのカードの出方によっては、「情熱がとにかくすごい!待ってたら相手から猛アタックが来るんじゃない!?」……なんてことまで言えちゃうかもしれません。
仕事を占っているときも同様で、「今は勢いが高まっているタイミングだから、ガツガツ進めるといいですよ!」とお伝えすることが多いです。

が、そもそもがとんでもないスピードで突っ走る棒ですので、機を見計らっているうちに逃してしまう可能性も高い。
このカードを見かけたら、基本的には即“走る姿勢”になるが吉です。

『ワンド 8』が逆位置で伝えてくれること

このカードが逆位置で出たら、ワンド 8の持つすんんんんごい勢いが、ちょっとダメな方向に向いているようだと解釈します。
とにかく推進力がすごいので、「状態を変化させたい」という気持ちが強すぎるが故に争いを生んでしまったり、やる気が空回って嫉妬や妬み、怒りといったような扱いづらい感情が噴出することもあります。

例えば、自分を表すところにワンド 8が逆位置で出たとして、その周りには大人しいカードばかりが出ているとしたら、“周りのペースに自分が合っておらず空気が読めていない”とか、“誰もついてきてくれなくて情熱を燃やしきれない”とか、そういう周囲との空気感やテンションがズレている可能性があるよ、と教えてくれていたりする。
恋愛でも仕事でも、ままあることですね。このカードの逆位置がきっかけで、「客観的な視点を失っていた!」と気づけたならしめたもんです。

とにかく、このカードのキーワードは「勢いとスピード感」。
逆位置のように、情熱に溢れているのにそれがうまく発揮できなさそうな感じで出ると残念に思いますが、それはそれでまたいつか正位置に戻るタイミングがやってくると信じて、それまでうまく立ち回りましょう!

ももねこ的『ワンド 8』の所感

何度も書いたように、ワンド 8はとにかく速いので、状況によっては流れに乗り遅れてしまうこともあります。
とはいえ、「この流れに乗らなきゃ!」と焦ったり、ましてや無理をしてまで体勢を変える必要があるかどうかはまた別の話よ。

例えば、自分自身を表すところや指針を表すところに『隠者』が出ていたら、今は周囲に行動と変化をお任せして、自分は“しっかりと内省しものごとを深めておく時期”だと捉えられます。
『隠者』ではなくとも、『ソード 2』や『ペンタクル キング』などのあんまり動かない皆さんが出た場合も、「周囲の流れに巻き込まれずに、自分自身は落ち着いていられるようにしましょう」と読むことが多いです。

激流の中に身を投じて変化を一身に受けるか、激流の傍でどっしりと構えて変わりゆく事態を見守るかは、自分のスタンスや役割、状況や立場など、さまざまな要素を複合的に眺めてから決めるといいですね。

とはいえ、基本的にワンド 8は「いい方向への変化」を表します。
自分自身は思いきり変化したいタイミングだと自覚しているけれども、勇気が出なくてもじもじしている……という状態であれば、思いきって走り出しちゃおう!
ももねこ的には、自分にブーストをかけてくれる一枚としてお気に入りのカードです。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう