占いって何だろう

占いというものをやりはじめてから数年たっている私ですが、常に占いって何だろうなぁって思ってたりします。そして、考えながらやっているうちになんとなく想いはまとまってきたような気がしています。勿論これからも変わっていくかもしれないですけどね!今回はそんな想いをぶつくさと書いていこうかと思っています。

占いって何を想像しますか?

「占い」って聞いた時に皆さんはどう思うのでしょうか。「怖いから嫌!」という方もいらっしゃるし「楽しそう!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
怖いと思う方の理由としては、なんだか心が読まれてしまうような、未来が予知されてしまうようなニュアンスがあるからなのかもしれません。嫌な未来が予知されてしまったらそれを知るのは怖い!と言われた事もあります。
やはり占いって、「未来」や「自分の心」や「気になる人の心」を知るというような、ちょっと禁断の事のようなニュアンスがあるからこそ楽しく思えたり怖くなったりするのではないかと私は思っています。そこには「当たる」とか「当たない」とかの概念も出てきますね。

私の占い

しかし、私としては当たるか当たらないかは結構どうでもよかったりします。そして、未来を予知しようとも思っておりません。

勿論、未来予知をします。という占い師さんもいらっしゃるし、気になる人の気持ちを教えますという形で占いをしている方もいらっしゃるように思います。もしかしたらそんな事も出来るのかもしれませんが、私としてはたくさんの未来を一緒に想像する事は好きですが、未来予知をしようとそこに力を入れたりはしておりません。

どちらかといえば、決断や選択のきっかけになったり、自分自身や今への納得に繋がるといいな~という想いで占いをしています。私が主に行っているのはカードを使った偶然性を活かしたものですが、統計学の占いであってもこういう時期だからこうなんだよって言われた時に、そこで自分が何を考えるかっていう事が醍醐味だと思っています。
なので私の占いを信じろ!とは言いません。でも言われた事についてどう思ったのかっていう事には注目してほしいところです。

占いは自分の自覚ができまっせ

例えば「今、辛い時期なんですね?」と言われた時に自分がどう思うか。色々思いだしてみて、「あぁそうだ今は辛いなぁ」と思うのか、「いやいや全然辛くないよ!」と思うか。自分の実験ですよ。今自分はそれに対してこう思っているんだという自覚がそこで生まれるわけです。「今、辛い時期なんですね?」と問いかけられなければ、もしかしたら辛いかどうかなんて自覚しなかったかもしれないのです。そこで新たな自分の確認ができ、考える世界の幅が広がるのではないかなぁと思っていたりするんです。「だったらこうするのもありかも!」と新しいアイデアが浮かんだら最高だなぁなんて期待しているわけです。

占いは視点を変えてくれまっせ

カード占いの場合、そのカードの世界からランダムで出てくる一枚の言葉や絵について今の自分と照らし合わせて考える事になります。カードの内容は自分が考えたものではありませんので、自分の頭の外にある内容な訳です。自分がうんうんうなって考えた結果ではなく外の世界からやってきた言葉は自分に新しい視点を与えてくれます。
例えばって事でマルセイユ版のタロットをひいてみましょう。
私は一応デザイナーとして仕事をしてきましたが、これからも続けていく方が良いのでしょうか??
奇術師
はい「奇術師」がでました。

このカードは、それ自体を良いか悪いか判断するのではなく、やり方次第だよ。という視点をくれます。つまり、デザイナーを続けたほうが良いか悪いかではなく、やり方次第で良くも悪くもなるよって事ですかね。正直びっくりするよね。続けたほうが良いか聞いてるのに何だよ。って思うよね。でも、そういわれたら割と建設的に考えられる気がしてきませんか。「デザインするものやアプローチの仕方次第なのかな」とか。そもそも「自分の中のデザイナーってどんな定義だったっけ」っていう思考にたどり着きます。急に続けるか続けないかという考えから抜けだして違う視点で考えはじめる事が出来るんですよね。

勿論他人とお話ししていて、他の人の視点を聞く事で視野が広がる事は大いにあります。しかし、常に「これってどう思う?」って相談するのも何ですし、人柄によっては何だか癪で素直にきけないなぁ何て事もあるでしょう。そんなときは「占い」という安定した存在を活用するとシンプルに自分の視点を変える事が出来るなあと思っているこの頃でございます。

という事でのはなし

という事で何だといいますと。つまりはそんな感じで未来はこうなるんですよ!以上!という占いではなく、こうなるとしたらあなたはどう思うのか。その思いを自覚してもらって、選択やアイデアのきっかけになったら良いなあと思っているんですよ。っていうおはなしでした。ちゃんちゃん。


【タロットの古典“グリモー版”】
マルセイユタロット(仏文)