マン・マンナズ・マナズ【ルーン占い文字解釈】人間・内なる自己

【読み】マン・マンナズ・マナズ
【意味】人間・自分・内なる自己
【英字】M
【神】人間族

北欧にて筆記文字や呪術文字、占いの用途で使われてきたとされているが、未だ謎が多い古代の文字「ルーン」。個人的に占いで使う中で感じた自分なりの解釈を勝手気儘に一文字ずつ乗せていこうと思います。今回はマン!

基本の意味

「人間」を表すとされているルーン。英語の「man」と同語源といわれています。 
人はひとりでありながらも、人と人との間で生きています。社会の一員としての自分を考えることで、自分への理解を深められるという部分を意識してみると良いかもしれません。
自分ひとりでは自分の特徴はわかりにくいものです。他者と比べることで自分のことを知るきっかけになったり、人と過ごす中で自分の役割を見つけたりするものです。
ですので、マンは「人間関係」や「自己との対話」をあらわしているともいえます。
他者との共存の中でこそ自分を知ることが出来るといった 雰囲気ですね。

占いでマンが出たら?

正位置で出た場合

・人と協力して物事を行う
・チームでの役割に目をむける
・人との行い中で自分の学びを認識する
・自己と向き合う時期
・広い視野を持って自分を捉える
・社会の中でどうあるかという目線を持つ

逆位置で出た場合の解釈

自分勝手はご法度。視野が狭くなり自分の事しか見えていないような状態になっていないか注意。自分の欲ばかりで考えるのではなく、周囲の状況をみて判断をする事が大切となってきそうです。人の意見や意向をきちんと聞いて、とりいれるように心がけることも必要かもしれません。人との中で生きている事を忘れない。

マンの考え方

基本、このルーンが出たら自分がどういう人間であるかを考える機会であるとか、今からそのタイミングがくるように捉えられます。
そして、人間社会の中でのひとりとして自分がどうであるか、といった客観的な目線を持って自分を見る必要性がある事を教えてくれているように思います。
地球の中での自分、日本の中での自分、地域の中での自分、会社や学校、何かしらのチーム、友人の中、家族の中、人の輪の中での自分とはどういう存在なのか。
目線を自分個人だけではなく、人の中での自分として考える事で自分のポジションや価値が見えてきたりします。人を返して自分を見るといった感じでしょうか。
例えばですが、好ましいと思える人の行動、嫌だなと思ってしまう人の行動、または自分とは違うなと感じる、そういう感覚があった場合、それが自分を知るきっかけになります。好き、嫌いといったジャッジだけでなく自分はそう考える人間であるといった認識を持てるきっかけとなります。
それが「マン」の「自己を知る」といった意味合いに感じています。


また、複数人で行動をした際に役割を決めることもあれば、自ずと決まってくることもありますがそういった役割を通して自分を知るといったこともあるでしょう。
チーム編成が変われば、自分の役割も変わったりします。もしかしたら他の人からの見え方も変わるかもしれません。周囲の人の状況が変われば自分の存在が変わることもあるでしょう。様々な人と出会うことで様々な自分を発見できるきっかけになります。
人との関わりの中で発見していく自分は、ひとつの顔だけではないでしょう。そのどれもが自分でありこれからも新しい自分を発見する機会がたくさんあると思います。
その様に、人との関わり合いの中で自分を知る事の大切さを教えてくれるルーンだと思っています。

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