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オラクルカード複数枚リーディング

オラクルカードをひく際にどのようにひいているでしょうか?
1枚引きで使用している人、複数枚ひく人、スプレッドを組む人、はたまた私が思いつかないような使い方をしている人もいるのでしょうか。

“複数枚びき”でのリーディングについて

手軽に1枚っていう事は多々あるとは思いますが、あれ?ってなるのが「複数枚ひいたときにどう解釈したらよいのかわからない」というところではないでしょうか。同じカードデッキを使うにしろ、違うカードデッキを使うにしろ、例えばですがひとつの質問に対して色々なメッセージが欲しいなぁ~って事で3枚ひいたとします。3枚全部が似た内容であれば「今は本当にそれについて考えた方が良いのだな」とバリッと1本集中って感じがしてストレートに解釈しやすいですね。例えば以下のように
オラクルカード
3枚ひいて、「変容」「不死鳥」「転生」のように意味が被っていればわかりやすい!!この場合は今生まれ変わる時だなって。変化の時期なんだ。と1枚だけ出た時より意味が強まっている印象をうけますよね。

しかしそんな事ばかりではない!では3枚がバラバラの意味の時。何なら真逆の意味のものが出た時。そんな時はどう解釈しましょう。自分の好きな1枚の事をピックアップして、残り2枚の事は無視しよう!心残りが無ければそれもいいでしょう。でも折角なので3枚を使って解釈してみるというのも面白いのではないでしょうか。私はというと、大体どちらか2つの方法で解釈していってます。1つは「ストーリーにして考える方法」もう1つは「共通点を見出して考える方法」このどちらかで、もしくは複合して複数枚びきでのカード解釈をしています。
1枚であれば、解説書やカード内にか書かれているものをストレートに受け取る事が出来ますが、複数枚で考える際は自分の「ひらめき」や「感覚的」な部分に頼る事が多くなると思われます。しかしながら「ひらめき」や「感覚」というものは何なんでしょうね……。何処からかから急にわいてくるイメージじゃないですか?そんな自分からふわっとわいたモノを信用しても良いのかな?と思う事もあるでしょう。しかし、その湧き出た事こそが今までの自分や今の自分が感じている事、もはや忘れていたり奥底にしまっていたりする事も含めて自分の体験や経験や想い……つまりは自分自身が詰まっているのです。ですから、自分自身を占う時はそのイメージこそが自分自身だと思って自分を信じて眺めてみましょう。
温泉だって急にわいて出たような気がしますけど、見えない地の下には理由や歴史がありまくるわけです。
なので、複数枚でのリーディングはカードからの新しい刺激と自分自身がミックスしていくような感覚があります。つまりは気がついていない自分をカードの刺激で掘り起こす作業みたいな感じ。自分自身をリーディングする時は今までの自分からのメッセージというニュアンスも含まれるのではないかと思います。

ストーリーだてて考えてみる

ではまずは、「ストーリーにして考える方法」
一旦それぞれのカードを理解しましょう。そしてそれらをつなげていきましょう。
例えて言うならば、まず1枚目のカードにかかれている事をやってみよう。そうしていくうちに、2枚目のカードのような事に気を付けないといけなくて、そのように動いていけば最後のカードのようになれるかもしれない。これは仮の文章ですが、このようにカードの間を自分なりに考えて接続詞をいれていって考える方法です。
オラクルカード
では実際にやってみましょう…
今回は3枚ひいて「変化」と「受容」と「豊かさ」を意味するものが出たとして。簡単にストーリーを作ってみると、「変化」を「受け入れる」事で「豊かさ」が感じられる状態になるのでは?という感じになります。今は変化の時期なので色々と葛藤が生まれるかもしれないし辛いと感じる事もあるかも。しかしそれを受け入れて自分自身を変化させるプラスの出来事としての姿勢を持つ事で自分を豊かにしていく事につながる。という感じです。この接続部分の考えも自分で生み出した流れですので、自分が引っかかる事に重ねてストーリ化していっているはずです。現実で今、ちょっと拒絶反応が出そうな新しい波に飲まれている状況だったとしてして、最初から拒絶するのではなく、一旦受け入れるという目線を持ってみよう!的な覚悟につながったりします。ですので具体的に自分の決断に繋がる確率が高いです。そうして行っていく事で、自分の中で自然と整頓される事もあったりします。あーこう想ってたんだと。こう想えるんだなぁと。過去を片づけたり、未来の目標につなげる事も出来るのではないでしょうか。

共通点を探して考えてみる

では2つめの方法として、「共通点を見出して考える方法」
この方法をとるにあたって、あからさまに似たカードが出たら簡単ではありますが、一見全然違う意味に思えるカードが並んだとして。それでも共通点を探してみましょう!!色が似ている。同じ動物が描かれている。季節・時間帯が似ている。無いように見えても探すとたくさん見つける事が出来ると思います。2つの共通点や合体させる事で新しい発想がうまれる事があるのです。例えば、「約束」「分離」「励まし」というカードが出ました。オラクルカード
言葉でみると違う意味に捉えられます。しかし絵をみたり解説書の文をよんだり自分の頭の中で連想してみて共通点をみつけてみましょう。私がぱっと見て感じたのは全部にふたつのモチーフがあるという事でした。2本の手・2人の人・2匹のキリンこれが表すものは何だろう、2つあるという事は2つの「バランス」2つの「調和」という事が思いつきました。また、1人では無いという事。「分離」と「約束」なんだか遠いような気もしますが、これも2人いるから出来る事。お互いの事を考えるからできる事。そういうイメージが湧いてきました。その他にも人によって色々なキーワードが出てくるでしょう。ここでも、自分が思いついたそれは、自分から産まれてきているものなので、今の自分と重ねる事ができ、悩みや過ごし方・選択においてのアイデアとなり得ます。大喜利みたいになってきますが、表面的な事だけではなく構造やその話の背景なども含めての共通点を見出す事でたくさんのヒントが得られるのではないでしょうか。
逆間違え探しみたいに、頭を空っぽにして客観的に見れば見るほど発見があるかもしれません。素敵な発見ばかりしようとしなくても大丈夫!馬鹿みたいに思える事でも十分なヒントになります。


ワンオラクルと違って、枚数が増えれば増えるほど考える事も増えますが面白い共通点の見つけ方が出てくると思います。アイデアが何倍にも膨らみます。
もちろん、カード同士の共通点や違う点を発見するだけでなく、ひいたカードと今の自分の現実での共通点や違う点をあてはめてみる事も大切。カード同士を見てカードと自分自身をみる。こんな作業になりますね。
カードの内容とその時の自分との共通点を1つ見つけるだけで、すんなり内容が理解できる時があります。リーディングが難しく感じられたら、自分との共通点を探すところからはじめても良いかもしれません。カードの中で出来た世界観と今の現実の世界を合わせていくことで今後へのアドバイスが導きだされます。
カードの世界観を膨らませて濃厚な世界を作り上げるために複数枚カードを使用してみるのも良し。1枚で気軽に、いやいや1枚のストーリにじっくり浸って濃厚に自分との共通性を探して楽しむのも良し。ってとこですかね。
そもそもカードリーディングで何だろうって話は以下の記事でぼやいてます。

ご興味あらば読んでくださいな!

記事を書いた人

髙野 るみ子TAKANO RUMIKO

デザインする人。 世の中にいろんなものを生み出したい。あわよくば世の中を整えたい。 手先が器用です。

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