タロットカードやオラクルカードを、かなりフランクに、例えばただただ絵を見たいだけで引くことがあります。特に何も意図せずに引いたカードがそのときの心情にピタッとくることもあって、そんなときは「ひゅー!」とテンションが上がります。そのときにはピタッとこなくても、あとから「あ~~~さっき引いたやつ~~~!」となることもあって、そんなときも「ひゅーー!!」とテンションが上がります。
そんな風に気軽に引けて、なおかつ手帳に挟んで持ち歩いてもイヤじゃないオラクルカードが欲しいなぁと思ったので、作りました。(一般的なオラクルカードは持ち歩くにはちょっと大きいし、何よりも持ち歩いて万が一でも失くしたらマジで辛い)
日々のかけらオラクル

PDF形式のダウンロード販売です。30種類の写真+ひとことメッセージが入ったPDFデータになっていて、好きなように印刷して好きなように使えます。失くしてもまた印刷すれば大丈夫!スペアカードを作り放題!神聖さには欠けるかもしれませんが、めちゃくちゃ使いやすい、ある意味でかなり無敵のオラクルカードです。
30種類ということは約1ヶ月分でもありますね。毎日シャッフルして引いてもよし、月初めにシャッフルしておいて毎日上から1枚ずつ引いてもよし、日々のひとことオラクルとして使いやすいと思います。
写真×タロットひとことメッセージ
日々写真を撮り歩いていると、カメラを持っているときとそうでないときの視界が違うことに気づきます。カメラがあるとすべてが被写体になり、目に入るすべてに何らかの意味を見出そうとします。その中で、これは画としてとどめておきたい、と感じたものにレンズを向け、じっくりと向き合って、シャッターを切ります。こうして生まれた写真は、記録的な要素とその時その場所での空気が複雑に混ざり合った画になります。
タロットカードにも似たような感覚があります。タロットカードが示すすべてがヒントであり、目に入るすべてに何らかの意味を見出そうとします。その中で、これは今回のテーマに関連しそうだ、と感じたものにフォーカスし、エッセンスとして抽出します。そうして引き出したエッセンスとその時その場所での空気が複雑に交ざりあって始まる「例えば……」の話が、占いになります。

そんな写真撮影とタロットリーディングが重なって、このアイテムになりました。
目的もテーマもなく何気なく撮った写真を並べ、一枚一枚にタロットカードを引いて、掛け合わせてメッセージを書いています。パッと引いて「ふむふむ」と読み、しばらく忘れるくらいがちょうどいい距離感です。あとから「あっ!」と思い出すことがあれば、そのときに改めてじっくりと向き合ってみてください。

写真+メッセージは、それぞれが一般的な名刺サイズになっています。薄く切り取り線を入れてあるので、A4サイズの用紙に印刷してハサミで切るとカードになります。もしくは、市販のA4サイズで10枚の名刺が作れる用紙を利用しても便利です。ミシン目が入っていて簡単に切り取れるものや、ペリペリ剥がすだけのものなどがあります。ぜひ調べてみてください。
カードだけじゃなく、シール用紙に印刷するのも楽しいです。例えば日記の隅にペタッと貼って、その日のできごととのリンクを面白がったりできます。
個人間でのやりとりであれば商用利用もOKです。例えば占い師さんだと、お客さまへのおまけとしてお渡しいただいたり、同好の志が集まるお茶会で配布したり、リーディングの練習用に使ったり……いろいろと活用していただけると嬉しいです。
リーディングの練習であれば、メッセージ部分を折るなり切るなりして写真だけでリーディングをしても面白いかと思います。写真を1枚、別でタロットカードやオラクルカードを1枚引いて掛け合わせて読むと、リーディングの幅を広げやすいです。
印刷する際は原寸で印刷するように設定するのがおすすめです。(プリンターなどの設定は機種ごとに変わりますので、ご自身で調べていただくようお願いいたします)
バリエーションがどんどん増えます
メッセージのバリエーションは多ければ多いほど面白いと思う派なので、月に一度のペースでバリエーションを増やしていく予定です。季節ごとに登場する草花や景色の空気感が変わってきっと楽しいはず!何でもない日々のかけらを集めていくように、そしてそこからちょっとしたメッセージを得られるように。どうぞお楽しみに!
DUCK WORKSの占い、やってます。
具体的な相談ごとがあるとき、コミュニケーションを取りながら細かく掘り下げて「考えの種」が欲しいときは、占いメニューがおすすめです。タロットと西洋占星術をメインに占います。
京都市の東山三条にある事務所での対面占い、Zoomでのオンライン占いが選べるよ!お好きな方でいらっしゃいませ。