【読み】ティール・テイワズ
【意味】勝利・勇気・正義
【英字】t
【神】チュール神
北欧にて筆記文字や呪術文字、占いの用途で使われてきたとされているが、未だ謎が多い古代の文字「ルーン」。個人的に占いで使う中で感じた自分なりの解釈を勝手気儘に一文字ずつ乗せていこうと思います。今回はティール!
基本の意味
戦いの際に勝利のお守りとして剣などに刻まれた文字でもあるといわれているティール。戦いでの勝利や正義を意味するとされています。
その事から、勇気をもって立ち向かう事の大切さを表しているように感じられます。
負ける事(出来ない事)を先に考えるのではなく、自分はこの戦いに勝てる(出来る事)をきちんと望んで、情熱をもって向かおうという自分の意志を応援してくれるルーンに思えます。
占いでティールが出たら?
正位置で出た場合
- 勇気をもってたちむかう
- 負ける事を考えるのではなく勝つ事を目指す
- 目標をもって突き進む。
- 困難な事にもチャレンジする
- 勝つための戦略をもつ
- 情熱をもって前進する
逆位置で出た場合
逆位置の場合、失敗を恐れて動けなくなっていたり、情熱が冷めてしまって意欲がわいていない状態のように感じられます。そんな時は、一回休憩して自分のやる気が湧いてくるのを待ちましょう。そして、再スタートを切る事が出来るように準備していきましょう!
ティールの考え方
基本、このルーンが出たら自信をもって突き進もう!という「行けー!」感だたようイメージで捉えています。そんなGo系の印象ではありますが、「勝利」という意味があるように、ただ闇雲に体当たりして突進していくイメージではなく、勝つ事を信じて、勝つために策を講じて進むというようなイメージがあります。
とはいえ現代では、ティールを剣に刻んで戦いに出ていたヴァイキングのいる時代でも地域でもありませんし、そんなに日々日々戦いの中で生きているという自覚のある人は少ないのではないのでしょうか。
もちろん、毎日出会う小さな事ひとつひとつが戦いだ!自分と並ぶ人それぞれがライバルだ!と思っている人もいるかもしれません。しかし、どんな事にも果たし状を書いて、戦いを挑めっていう物理的に決闘して勝利しろという事をこのティールは意味しているわけでは無いと思っています。もちろん、そこに自分の目標があるのならば、その戦いへの意志を応援してくれているようには捉えられます。結果、それで負けたとしても戦いにでた事で何かしら学べる事があるでしょう。
ただ、別に人と争いたくないし、何かと戦って勝ちたい訳ではないという考え方の方が日々の生活の中では多くある状態だと思います。しかし、人とか決闘とかではなく、自分の目標を達成する為にはある意味自分との戦いであり、そこには結果的にライバルになりうるものがあるのだと思います。
なので、まずこのルーンをひいたとしたら自分の戦いになりうる事(目標・やろうとしている事・チャレンジ案件)は何なのかを頭に浮かべてみます。長いスパンで叶えるものでもいいし、単発的な事でもいいと思います。明日こそはこうしたい!ちょっとこの事を伝えてみたい!小さな事でもいいので何かしら自分のやりたい事・挑戦となりそうな事を浮かべてみましょう。このティールという文字はそれに勇気を持って挑め!という事を教えてくれています。
自信がなければ勇気を持って挑む事は出来ません。出来ない・やり遂げられないという不安、諦めの気持ちを捨て、「とりあえず挑んでみよう!」これが一番わかりやすいティールのメッセージではないかと思います。出来ない事を考えるのではなく、少しでも出来る事・方法を考え、進むビジョンを自分なりに確立して、ただただ進んで行く。その勇気を持ってみましょう。自分を勇気づけて応援していく姿勢これがティールの醍醐味なのではないでしょうか。
例え結果的にダメだったとしても、それは自分の糧になるはずなのです。この姿勢を根底にもって、迷っているなら一歩進んでみる。自分を盛り上げて、出来る事信じていってみよう!