シェイプシフターオラクルカード【オラクルカード紹介】

ももねこが所持しているオラクルカードを紹介するシリーズ!今回はシェイプシフターオラクルカードをご紹介します。クセは強いけれどそのクセを飲み込めばとても強力なカードです。

『シェイプシフターオラクルカード』ってこんなカード

シェイプシフターオラクルカード

まずはとにかく絵柄が可愛い!私は絵柄可愛さにジャケ買いすることが多いですが、『シェイプシフターオラクルカード』と、同著者の『シャドウ&ライトオラクルカード』は私の心に住まうサブカル女子とドール好き女子の琴線に触れまくるデッキです。

コンセプトも気に入っていて、いずれのデッキも“人間が誰しも持っている傾向や要素”を、光とか闇とか善とか悪とか関係なくピックアップしてくれるんですよ。課題に本気で向き合うときって、見たくはないけれど事実として潜んでいる“闇や悪の部分”を無視するわけにいかないじゃないですか。見たくはないけれど。そういうときにすごくいい仕事をしてくれるデッキたちです。『シェイプシフターオラクルカード』は、おとぎ話に出てきそうな女の子たちがそれぞれ動物のパートナーと一緒に描かれています。

リーディングするテーマにおいてキーになる人の特徴や、テーマに取り組む自分自身の姿勢とか、そんな風に「人」を軸に考える場合に『シェイプシフターオラクルカード』は重宝します。何というか、語り口が生々しいのよ。体温を感じると言うか、何と言うか……

『シェイプシフターオラクルカード』は対クライアントでも使いやすい

占い師側はクライアントの実際の状況を見ていないからこそ、クライアントが今どういう状態なのか?周りの人は?ということに対してカードを使って推し量る作業が発生するのですが、そのときにとても役立つデッキだと思っています。

例えばクライアントを表すのに『シェイプシフターオラクルカード』の「涙の海のアリス」というカードが出て、現状を表すのにタロットカードの「ワンド 4」が出たら、この人は悲しくて悲しくてその感情に溺れてしまっていて、まずはそこから抜け出さないことには周りの平和な雰囲気にも気づきにくい状態なのだな……というように解釈します。

で、「涙の海のアリス」では蟹とねずみがそんなアリスを助け出すべく一緒に泳いでくれているので、クライアントにも手を差し伸べて一緒に抜け出そうとしてくれる誰かがいそうだな、「ワンド 4」の平和な世界に連れて行ってくれる人に気づくのが最優先だな……という風に要素を拾い進めていきます。他のデッキに比べて、カードに描かれている人物の性質と状況が具体的にイメージできるので、よりクライアントの状態・状況を推し量ったリーディングができるのですな。

私は以前、『シェイプシフターオラクルカード』と『シャドウ&ライトオラクルカード』をメインにして「あなたのおとぎ話を書きます」というサービスを展開していました。先述の感じでクライアントを主人公に見立て、カードから得た要素を主人公とその周囲、状況等々に当てはめながらストーリーを作って「おとぎ話」として納品するのですな。おとぎ話として表現するのが私自身楽しかったし、クライアントさんにも楽しんで&喜んでいただけました。

やっていることはカードリーディングですし、内容も通常のリーディングみたいにクライアントさんそれぞれに即したものになるのでちゃんと実用性もあった(と多々感想をいただいた)よ!変化球というか、エンターテインメント性のあるリーディングをしたい、という場合におすすめの形です。

オラクルメッセージの無人販売所をつくりました

誰とも話したくないけれど、誰かの言葉がほしい……誰か、リーディングしてメッセージをくれ……ってとき、ない?私はある!

そんなときのために、オラクルメッセージの無人販売所をつくりました!

オラクルカードのメッセージには、占いとは違う「ユルく出会う面白さ」があると思う。そして、もうずいぶん長いことオラクルカードを触ってきた中で「今の私に必要なメッセージをください!」っていう超シンプルなテーマが最強だと思ってもいる。

というわけで、そんなシンプルなテーマでサクッと買える、「誰とも話したくないけれど誰かの言葉がほしい」ときに役立つアイテムをつくりました。以下の記事で語っているので、ぜひ見てみてください。