「一旦考えるのやめようぜ」小アルカナ:ソード 4【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ソード 4 です。
教会のような場所に安置された石棺の絵です。石棺には横たわる人物の彫像が施されています。

小アルカナ『ソード 5』の基本の意味

ソード 4
  • スートのキーワード:知性・思考・言語
  • 数字のキーワード:ものごとの完成・安定・固定
  • 休息、退避、一時的な停止

石棺のようなものに騎士に見える人物の像が横たわっており、棺のふたに施された彫刻のようにも見えます。石棺の側面に1本、壁に3本の剣のレリーフがあり、同じく壁にはステンドグラスが嵌められています。

色の要素

  • 黄:喜び、祝福
  • 背景の灰:ニュートラル

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 休息からの復帰、再スタート

イメージ

ソード 4 は、ツンツンしたイメージが強いソードの中でも穏やかなイメージのカードです。色も黄色メインで明るくていいよね。剣も握っているのではなくてレリーフっぽいしね。

このカードに描かれている人物は、生きている人間ではなく彫像です。石棺のふたの飾りかな?とにかく彫刻された人間。石棺の中には戦いで亡くなった人が眠っているのかもしれません。

このカードが出たときは、そのまま「一旦お休みしたらいかが?」というご提案になります。ソードのスートなので、特にアタマを休ませるときですよ。もしも小難しいことをたくさん考えるタイミングがずーっと続いてたなら、一旦横に置いてパーっと休もう!みたいな、そんなカードですよ。もちろん大自然の中でお昼寝してもいいし、動物園に行ってひたすらもふもふもふもふしてもいいし、水族館に行ってぼーっと大水槽を眺めててもいい。とにかく頭の中を空っぽにして空き容量を作ろうね、っていうタイミングです。

私も考えすぎるとダメになっちゃうんだけど、そうなってるときって考えるのをなかなかやめられないよね。考えるのをやめるのが怖くなっちゃうんですよね。何だかね。その辺のジレンマと戦うのもなかなかしんどいもんですが、このカードが言わんとしていることはそういうことだ。

逆位置で出たら、「目を覚まして起き上がろう、そろそろ休憩は終わりやで」と読みます。きっと心地よい昼寝のあとのように頭がすっきりしているはずなので、軽く体操でもしてから歩き出せばOKです。

余談ですが、このカードは私に「寝ろ」と言ってくるカードでもあります。っていうかそのイメージが強すぎて、私にとっては夜更かししてたら注意してくれるいい人、っていう認識だ。わかりました寝ます!っつてお布団入る……

大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。

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