1. サイトトップ
  2. コラム
  3. カード占いでの「リーディング」の捉え方

カード占いでの「リーディング」の捉え方

オラクルカードやタロット、カード占いやリーディングにはさまざまなやり方があります。
解説書を見て理解したり、絵からイメージを汲み取ったり、もしかしたら思いもよらない方法でカードを読んでいる人もいるかと思います。

今回は、DUCK WORKS タカノが行っているリーディングの方法をぼんやり語ってみようかなと思います。手法というよりは完全に雰囲気です。どんなイメージでやっているかをまとめます。

そもそもリーディングって

大体のカード占いの場合は、多かれ少なかれそのカードの世界観を通して現実的なアドバイスを導きだすことが多いと思います。

特にオラクルカードでは、デッキごとに独特の世界観があり、カード1枚1枚にお話がある。
私の場合は、そのお話の中での「教訓」みたいなものをかーどからもらっている感じがします。

小説や絵本、映画など、何かしらの作品を見た時には、人それぞれに湧き上がる感情があると思います。好き嫌いもあるし、そこから導いた教訓のようなものもそれぞれ違うでしょう。同じ話を観ても、「こんな風に頑張ろう!」と思う人がいれば、「こんな風にはなりたくないから頑張ろう!」と思う人もいるはずです。

現実から一旦離れ、自分の知らない世界に浸ることで、刺激を受けて自身の中に新たな感じ方・考え方が加わるという体験を、オラクルカードを通して得るイメージです。なので、同じデッキの同じカードでも、人によって感じ方が違うのが面白いです。

映画の場合だと、俳優に興味を持つ人もいれば、カメラワークに興味を持つ人もいるし、時代背景に興味を持つ人もいます。同じ映画でも、何度も観れば違う面も見えてきます。

ただ、ストーリー自体は変わらないはずです。
なので、オラクルカードに設定されたストーリー自体はきちんと意識しつつ、受け取る要素や注目する要素をその時々で柔軟に使う、という読み方をしています。

また、カードリーディングの方法には、大まかに分けると「1枚引き(ワンオラクル)」の場合と、「複数枚でのリーディング(スプレッドを使う場合もある)」の2種類があります。

1枚引き(ワンオラクル)の場合

フェアリータロットカード


1枚引き(ワンオラクル)の場合、当たり前ですがその1枚が今回のお話になります。
引いたカードに設定されている世界観やストーリーから自分が感じたことがすべてです。

引いたカードのお話の中で、何が今の自分にとっての教訓となるのかは、解説書を読めばすぐにわかることがあれば、まったくわからないこともあります。

パッとわかりやすく感じた時は、素直にそのままストーリーを受け取ってOKだと思います。そのストーリーに対してどう思うか・感じるかは人それぞれの感覚があり、どうしても自分なりの解釈が入ってもきます。

その自分なりの解釈・自分の感覚を大きくプラスして読んでもいいとは思いますが、私は「自分の外にあるお話」がもたらすものを受け取りたいので、できるかぎり自分なりの部分は抑えて読むことにしています。オラクルカードが示すストーリーに、ほんの少しの自分のフレーバーが組み合わさればいいなあ、というイメージです。

また、カードを読む人によって、口調や例え話のネタなどが変わりますので、どれだけフラットにリーディングをしても、個性はにじみ出るはずです。そこが、「誰かにリーディングしてもらうと面白い」と思える理由だと考えています。

複数使ったリーディング(スプレッドを組む)の場合

カードの枚数が増えた場合も、基本的にはワンオラクルと同じで、カードの示すお話を読みとってメッセージをもらいます。

複数枚引きでのリーディングの場合、大きな1枚の絵として読むことができます。
場に並んだそれぞれのカードが、それぞれが絵の一部分になるイメージです。

複数枚引きを難しく感じられる時は、それぞれのカード同士の意味が極端に離れている、辻褄が合わないように感じる、という時ではないかと思います。そういった場合は、1枚1枚をすべて同じ強さで読むのではなく、これが今回の主人公のカード・これは脇役・これは背景……という感じで、濃度を変えて=役割を与えて読んでいくといいかもしれません。(スプレッドを使うと、役割が設定されているはずです)

1枚引き・複数枚引きに関わらず、占う人と占う道具、さらに占いの依頼者によってさまざまなストーリーが展開されるのが、カードリーディングの大変面白いところです。特に、対面での占いだと、依頼者からの追加情報が随時加わるのが本当に面白い!と、毎回感じています。

以下の記事でもカードを複数枚使ってリーディングする方法は以下の記事にまとめておりますので「読み方」のようなものはこちらをご覧くださいませ。

リーディングの面白さ

私の場合、リーディングでは「自分自身が持たないストーリーを偶然性に任せてカードから引き出し、自分の発想を広げてくれる」ことを大切にしています。自分が生きてきた中で言えることだけではなく、カードの世界観を通したからこそ生まれる発想・伝えられることに価値を感じています。

カードが提示する世界観とストーリーを、私の色が詰まったパイプを通して伝え、さらにそれを自身の価値観の下に捉えてくれる人がいる。リーディングの内容を、依頼者にどう捉えてもらうかは、一切強制したくありません。

映画の感想が人それぞれで違うように、カードリーディングの内容や感想だって、どんな人生を歩んできたかでぜんぜん違うはず。カードの世界に人の人生が重なっていくのが、とっても魅力的に感じます。
占いのカードは、世界中で訳されて使われているものもありますから、国や時間を超えてさまざまな色のメッセージとして、いろいろな人に届いていると思うと、より面白いですね。

記事を書いた人

髙野 るみ子TAKANO RUMIKO

デザインする人。 世の中にいろんなものを生み出したい。あわよくば世の中を整えたい。 手先が器用です。

関連記事

人気記事