小アルカナ ペンタクル 3 です。
人物が3名寄り合って、相談しながら作業をしている様子が描かれています。
小アルカナ『ペンタクル 3』の基本的な意味
- スートのキーワード:物質・現実・成果
- 数字のキーワード:多種のエネルギーの交わり、現象が明確になる
- それぞれの経験を合わせて仕事を成す、協力して現実化する
職人・宗教家・芸術家のように見える3名が集まり、石造りの建物を作っている様子が描かれています。赤いドット柄の風変わりな服を着た芸術家のような人物の手には、設計図のようなものがあります。その奥には宗教家のような人物がおり、2名と目線を合わせて作業する職人のような人物が建物の壁に手をかけています。
色の要素
- 灰:ニュートラル
逆位置のキーワード
逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。
- 足並みが揃わないチーム
- 役割のアンバランスによる不和
イメージ
ペンタクル 3 は仕事!という感じのカードです。それも個人で完結する作業ではなく、チームワーク。明らかに違う役割を担っていそうな3人が、話しあい協力しあいながら教会のような建物を造っている様子です。
教会のような建物を造るには宗教の知識が欠かせません。宗教家の出番です。また、美しい装飾を施すにはそれをデザインするデザイナーやアーティストが必要です。さらに職人がいれば、できあがった設計図から実際に建物を造ることができます。三者の知識や経験が揃って合わさることでひとつの仕事が完成するのです。一人ではできないこともみんなでならできる!人間はそうやって進化してきた!
ペンタクル 3 が逆位置で出ると、チームワークがうまく発揮されない状態を示します。役割分担を間違えていたり、力量がアンバランスだったり、メンバー同士の馬が合わなくて協力できなかったりといろいろなケースがあると思いますが、とにかく個々の力が嚙み合わなくてバラバラになっている状態。あるあるだよね……
恋愛をテーマに占っているときに相手との関係性を示す位置にペンタクル 3 が出てきたら、仕事っぽくはあるけれど何かを協力して成せるくらいの関係性がある、と読めたりします。さてさて、そこからどうやって恋愛の風味を出していきましょうか。また、相手の気持ちの位置にペンタクル 3 が出てきたら、仕事で頭がいっぱいで恋愛のことは考えていない、と読めることもあります。それはそれで切ないな。
仕事のことを占っているときにペンタクル 3 が正位置で出ると嬉しいよね!自分の役割をまっとうすることに集中できる環境って、実はけっこう貴重なんじゃない?自分だけでなく周りの人たちも気持ちよく働いて、その結果としてイイモノができあがる。それってめちゃくちゃ幸せなことだと思います。
以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。ご参考あれ!
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