「理論で攻める」小アルカナ:ソード ナイト【タロットカードの意味紹介】

本日の1枚はソード ナイト。
ソード ナイトは4人のナイトの中でもごりっごりの勢いがあるナイトさんですね。
一人だけめっちゃ走ってる!何なら馬がナイトのこと「マジでこのまま行くんすか!?」って見てる!

基本的な意味

とにかくギュンギュン進むんです、知性という名の剣を持って。
歳の頃は……そうねぇ、20代半ば~30代前半くらいなのかな。
個人的には、仕事に大分慣れてそれなりに経験もして若さと自信がいい感じにマッチしてる4年目社員、くらいのイメージです。
新卒からすりゃ「頼りになる先輩」、上からすりゃ「ちょっと任せ甲斐が出てきた若手」っていうポジション。
あぁナイト君、ちょっと客先行ってサービス説明してきてくれる?資料は預けるからさ。くらいの。
そんなナイト君たちの中でも、一番「知性」に自信を持っているのがソード ナイト君です。
頭の回転が速くて、グイグイ進む勇気もあって、とにかくスピーディーに仕事を進めてくれるナイト君!
賢い子だから話を飲むのも早いし、はっきりモノを喋るから一緒に仕事のし甲斐もあるよね。

逆位置で出ると?

やっぱりね、その「知性」への自信が裏目に出ることもあるんですよ。
若いし、仕事ができるようになってきたし、調子に乗っちゃうときってありますよね。
知性が裏目に出ると、頭でっかちになって行きすぎちゃって、例えば誰かを傷つけてしまったり、潰しちゃいけない相手のメンツを潰してしまったり、とにかくろくなことがないのだ。
それにナイトは勢いがあるしスピード感がとても速いから、気づいたら取り返しのつかないことになってたりしてね。
調子に乗り出した若手の営業とかに「あんた気をつけなさいよ、口開く前に一旦考えてみてよ!?」って言いたくなるようなことがあると、このカードの逆位置を思うね……
いずれにせよ、ある程度独り立ちできていてそれでも未熟で、っていう愛すべき成長段階の人ですので、出てきたら「あらまぁお盛んですわね」って見守り態勢に入りますね。
ただ誰かを指す場に出た上でその人の実年齢がナイトのイメージよりも随分上だったとしたら、そのときは要注意だなーって思いますけど。
頼むから落ち着いてくれ!って思ったりして。
特にソードは理屈こねまくって頭かちこちで勢いだけあるおっさん、とかになりがちだから、頼むからやめてくれ!ってなるんだよ。マジ勘弁してくれよ。
ソードはどうしても仕事のことに結びつけちゃうから生々しいですな。
明日からまた仕事だし、頑張りましょう!

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう