思考ツールとしてのタロットを読んで

この度は、 思考ツールとしてのタロット (こどものもうそうブックス)という書籍をご紹介したいと思います。 内容はまったくそのタイトル通り。神がかったものの様に捉えてのタロットではなく「思考のツール」としてのタロット。って事で行われたワークショップが本になってます。とってもわかりやすくて面白いですよ!タロットを絶対的な予言と思い込みすぎると「わ~~そんな未来がきちゃう!」って怖く感じる人も、きっかけの言葉の提示と考えることで冷静に自分と向き合って、新しい発見ができるよっていう。そういう内容だったと思ってます。


今回この本を読んで、そういうツールとしての考え方もあるという視点を持っておくのは凄く良い事ではないかと思いました。もちろん自分が完全にそっちの思考です!って事ではなく(偶然性必然性を感じる神秘的な一面ももちろん感じています)カードを引いた後のそのカードの意味との向き合い方、引いてもらった言葉の取り入れ方など、取り入れられる要素が増えるという事がとてもプラスに転じるように感じられました。

出てきたカードが偶然なのか必然なのか…まあ偶然が必然に思えてくるっていう事なんでしょうが。神秘であろうとそうでなかろうと想い方次第ですが、その言葉を大切にしてそれをフックに心の整理を行うツールという事は自分の中で揺らがないものですからね。私もそうでしたが、占いっていうと未来予測のような、当たるだとか当たらないだとか、そういう概念のものっていうイメージがあったりしました。でも自分で触っているうちに大分イメージが変わって、その時々にサッとお題を出して気づかせてくれるパートナー的な存在に感じてます。もちろん答えを出しすぎない憎いやつ。その分、自己責任としての置所が無いとこの捉え方は難しいよね。

ということで本の内容を実践!

で、本の話に戻ると…その中でタロットで自分の師匠と魔獣を作り出して、毎日話しかけるという内容があり、面白かったのでこちら実際やってみました。ももねこ氏を誘って二人で決めてみました。
という事で私の師匠は…………

タロット

皇帝(The Emperor)!!!まいどどうも……(自分によく出る)。お世話になります。あと、死神(Death)です。何故2枚になったかというと、皇帝を引き終えて、こっちも気になってたんだよなーって見てみたら死神さんでした。いっそ死神のエッセンスもある皇帝でよいかと!そうなった訳です。
そんな感じで人物像を考えてみたのですが、ベースの皇帝でいうとちょっと頑固で力強く、目標を定めそれに向かって突き進んでいく。意思が強い。自信と意思の人。それに、死神の「死」のイメージをプラス。自分の中の悪を殺し何度も再生する。死神のカード絵の中で王冠にこだわって死んだような人が描かれてます。そんなビジョンを経てきた皇帝。自分の中で王冠を処しながら、それでいて自分で王冠を被っている皇帝……どうでしょうか?? 死と再生を繰り返して意思と自信につなげたのかな。っていうちょっとアレだね。正統派じゃない皇帝のイメージが自分の中で出来上がりました。師匠格好いいな…。これぞ師匠だわ。2枚で考えると奥行きが面白いです。しかもかなり私らしいにおいがしてきました。
そして魔獣のほうですが、3枚出ちゃったんだよね。何でだっけ…。まあカップのクイーンと教皇とソードの10ですね。あの皇帝がこの3人を連れてると思うとやばいですね。
「感受性豊かで繊細」「法令・規律の遵守」「自責の念」何でしょう。自分が半面に持っている姿な気がしてきました。師匠的な面を押し出しながら魔獣的な面があり、密接なつながりを感じますね。そこのバランスや葛藤が見えてきたぞ。やばいなこれ。
しっかり自分の中で考えてみたいと思います。毎日対話じゃー!!
って感じで読んだものに習って(?)かなりオリジナルにですが楽しんでみました。他にも思考ツールとしての考え方がわかりやすくのっていますよ。おもしろし。