時は、2019年5月20日(月)我々は京都から京阪バスにのって関西国際空港へと向かいました。そう、石垣島直通の飛行機に乗る為に……。
遡ること一ヶ月前。うっかり沖縄話に盛り上がり、うっかり石垣島へ行くパックのバーゲンを見つけ、うっかり意気揚々と旅行を決定しました。
5月の中頃、沖縄は梅雨入りの時期。GWが終わった後からは、天気の不安もあるせいか、お安く行ける穴場の時期となっています。
もしかしたら雨かもしれないけど、「それはそれで良いじゃない!」とお気楽な考えの私たちは何の迷いもなくその時期に旅に出ることを決意しました。しかも沖縄本島を無視して石垣島直通にて。
石垣島ってどんな島?
ちなみに石垣島。どんな島なのか…。
- 島の大きさは沖縄の中で3番目!(とはいえ車で軽く一周とかなら半日で回れるサイズ!周囲約140キロだってさ)
- 本島の次に栄えている島らしい。(とはいえほぼほぼ大自然!)
- 亜熱帯海洋性気候で気温が高い!年平均気温は24.3 ℃。私が今住んでいる京都は年平均気温15.9 ℃って事を考えるとどう考えても暖かい……大体こっちの春とか夏くらいの温度。
- 空港があります!本土からの直通の便も結構あります。
- 離島ターミナルがあるので八重山諸島の他の島へも行きやすく、石垣島を拠点として八重山諸島を楽しむ事が出来るぞ!(今回の私たちもそれ目当てよ)
- 星がきれい!空が広い!
- ダイビング・シュノーケリングのポイントとしても有名。
- とにかく海!青い!海!海!珊瑚!青い!ひえ~~!
大体は自然豊かなのんびりとした印象の島なのですが、離島ターミナル周辺は街としてもちょぴり栄えており、そのバランスがちょうど良いんでしょうね。「日本最南端のリゾートシティ」なんて言われている意味がわかります。
関西空港から石垣空港へ
ということで、私たちは久しぶりの早起きを乗り越え、関西空港から2時間半くらい飛行機に乗って石垣島に到着。島への直通便ス・テ・キ。晴れていれば空から綺麗な海が見れたのかもしれませんが、この日はあいにくの空模様。
雨かなぁと思いつつ飛行機を降りると、モワっとした暑さ。これぞ気候の違いか!?とワクワクしながら外へ。どうやら小雨でございんす。ちゃっかり1枚写真を撮ってもらいつつバスに颯爽と乗り込みました。
まずは腹ごしらえA&Wへ
13時を超えお腹ぺっこりの私たち、まずはももねこ氏が熱望していたファーストフード店「A&W」へ向かいました。このお店、日本初のファーストフードレストランなんだそう。沖縄にしか無いのよ。石垣島には1店舗。ちょうど宿泊先に近かったのでナイス!!
空港からバスで45分、石垣島の景色を見ながら「A&W」に近いバスターミナルへ。バスの中から見える見慣れない植物とその豪快さにテンションあがりまくり。これぞ南ぬ島……と島に来た実感を噛みしめていると、途中で急にすんごい雨。スコールかよ!みたいな状況もありつつ、湿気の原因これだなぁと納得しながらバスを下車して徒歩数分。あったかい雨に濡れつつ「A&W」に無事たどり着きました。
マスコットキャラの熊を気にしつつ、とりあえず代表メニューっぽいThe A&Wバーガーを。あとスーパープーティン。このバーガー、色々挟んであるけどオニオンリングが入っているのはおもしろいサクサク。ボリューミーで美味しかったわん。スーパープーティンはもうサックサクのサックサクずっと食べれる……。
A&W 石垣店
〒907-0022 石垣市大川245
https://www.awok.co.jp/
歩いて石垣鍾乳洞へ
お腹も満たされたので、ホテルに荷物を置いて次のお目当てのスポット「石垣鍾乳洞」へ。移動方法に悩んだ訳ですがバスだと時間が合わず、さんぽがてら歩いて行ってみる事に決めました。google mapsで調べると徒歩40分。普段おさんぽをハードめにしている私たちにとっては範囲内だ!
多分石垣島内の移動には、レンタカーを借りるのが一番良いのかなと思います。バスもあるし、レンタサイクルとかもあるけどね。大体は皆さん車移動です。今回、我々はレンタカーを使わなくても大丈夫な範囲しか移動しない予定だったので借りなかったけどね!という事で徒歩にて出発。
ちょうど雨も弱くなって、良いタイミング。今回、離島ターミナルが近い場所で宿泊地を決めたわけですが、「A&W」もあるこのエリアは石垣島で一番の繁華街。その周辺はぼちぼちお店などがあって賑わいをみせている訳です。しかーしちょっと歩くと、のどかすぎる風景に変わります。自然しかない!!てゆうか自然が超ワイルド!!ほんと素晴らしい。たまに牛!たまにヤギ!そんな出会いをしつつ一本道を楽しみながら鍾乳洞へ。40分もかからず到着出来ました。
本当に入口ここかな?みたいな道を進むと懐かしの観光地って感じの佇まいが見えます。雨の日は鍾乳洞良いかもね。天気関係なく楽しめますしね。という事で地下へ潜っていくと、そこは鍾・乳・洞!ここでも自然ってすげーーなぁに尽きる。何十万年もかけてこの姿になってんのよ!?いんやまぁ!ほんと!ってなるわ。前はここ海底だったんですってよ。あんらまあ。そして、この鍾乳石達は3年で1mm成長するって言ってたかな。そう思うと感慨深いですね。思ったより中は長く、イルミネーションがあったり、水滴が落ちる音を聞くコーナーがあったりと盛りだくさん。この日はお客さんもそんなにおらず、マリオの地下に入った時の音楽を口ずさみながら自分のペースで見る事ができました。
あと最後に、昔ながらの写真撮ってくれるシステムがありまして……うっかり令和の額を持たされつつ「しょうにゅどう!」という掛け声と共に撮影。この一枚は、ももねこ氏の「買う。」という一言によりお持ち帰りとなりました。令和に入っての昭和なビジネスに大変にっこりしながら鍾乳洞探索終了。
石垣島鍾乳洞
〒907-0023 沖縄県石垣市石垣1666
入場料金 大人:1,080円 小人: 540円
http://www.ishigaki-cave.com/
バンナ公園ナイトサファリ
鍾乳洞のお次は申し込んでいたナイトサファリでございます!!ホタルや夜の生き物が見れるかもって事で意気揚々と申し込んだわけです。ツアーのお兄さんと共に夜のバンナ公園を散策いたしました。ちょうど暗くなる直前に公園へin!もう大体ジャングル。ほんとにジャングル。この葉は食べれるだとか、触ったらカブレるだとか植物の説明を聞きながら知る人ぞ知るホタルスポットへ。途中ミミズクもいたぞ。暗くなってくると、どんどんホタルの光が見えてくる!!光の点滅でホタルの種類の違いがわかるみたい。チカチカ近るのと、ずっと光ってるのとか。光り方で種類が判別できるみたい。その時は3種類くらいのホタルが確認できました。ホタルの名前はしっかり忘れたけどね!!暗闇の中でポツポツと光るホタルに囲まれているとボーッとしちゃうわい。もう綺麗に決まっています。ありがとうございます。夜の散策とかワクワクしっぱなしよ。足元は注意。あと、ツアーのお兄さんの生き物を見つる能力にビビる。野生か。色々な話が聞けてツアーで来て良かったです。最後は夜景見て、お後がよろしい感じで帰ってきました。
この日は雲が多かったせいかあまり星が見えませんでしたが、石垣島は星が綺麗に見える事でも有名。星は人工的な光が多いと見えにくくなってしまうので、石垣島では星の光を邪魔しないように、街灯や建物の光の向きや色も考えられているらしいです。皆に守られた星空だと思うと、さらにグッときますね。
ナイトサファリ
ぷしぃぬしま石垣店
http://www.ishigaki-diving.net/night_safari.html
今回はホタルとか夜の生き物メインの探索でしたので少しの範囲しか歩きませんでしたが、バンナ公園は超広いのです。亜熱帯気候ならではの植物や動物や昆虫がたくさんいるのだ。朝も気持ちよいみたいですよ。明るい時のバンナ公園散策も思いっきりしてみたいものです。必ずやまた行くぞ。
バンナ公園
〒907-0023 沖縄県石垣市961-15
https://www.okinawa-park.jp/banna
夜ご飯は八重山そば
ナイトサファリを終えて充実感と腹減りに支配された私たちが向かったのは、八重山そば専門店「島そば一番地」。やっぱりね石垣島に来たからには1回は島そばを食べておかないとねって事で1日目から行きました。22時までやっていてありがたい。
ここでは、代表的な島そば(八重山そば) と大好き海ぶどう、そしてジーマミー豆腐を注文。
島そばのスープは島豚の肉とダシ骨を煮込んだものに、石垣の塩などの天然調味料のみで味付けされているらしいです。超あっさり味!麺はラーメンともうどんとも言えない食感で本当に独特な食べ物。知っているようで知らない食べ物って感じ。
楽しんだ後の疲れた体にスープの塩分が染みるわぁ。
テーブルに置かれていた石垣島の香辛料「ヒバーチ」もとりあえずガンガンいれて食しました。ヒバーチは蔓性の植物を乾燥させて粉にしたものだそう。この「ヒバーチ」石垣島の飲食店で必ずといっていいほど置いてあるので気をつけろ!
何とも言えない独特の風味。あっさりしたスープに加えると、この風味がええ感じのアクセントになってくれます。これが石垣の味か!!と思いながら堪能いたしました。
島そば一番地
〒907-0023 沖縄県石垣市字石垣1-1
https://www.shimasoba-yaeyama.jp/ishigaki
梅雨でもへっちゃら石垣島さんぽ
そんなこんなで昼過ぎに石垣島に着いたわけですが、もはや満喫ゲージがマックス状態で楽しみました。沖縄・石垣島といえば青い海!っていうイメージですが亜熱帯のワイルドな自然も凄いのねぇ。知らない鳥や虫や植物がいっぱいで感性を刺激されまくりとなりました。1 日目は海を無視した予定にしていましたが、雨だったしちょうど良かった! 事前に天気予報が雨だったので覚悟していたのですが、雨とはいえずっと降っている訳ではなく、たまにザーーっと降ってピタッとやむみたいな感じだったので、それさえ過ぎれば大丈夫!島の天気ってそんな感じらしい。
この日は宿泊地周辺、島の南の方。離島ターミナル付近のおさんぽに徹しました。
知らない土地にきて、いつもと違う気候や食べ物・風習に触れ、見る事とか感じる事とかに集中するってほんとリフレッシュに繋がりますね。自然を楽しむって最高。
そーんな1日目。2日目は黒島の話だよ!