ルノルマンでグラン・タブローを読んでみよう vol.02 ~DUCK WORKS の現状確認~

めちゃくちゃ久々にYouTube動画を公開しました。
お題はルノルマンでのグラン・タブローにて、我々「DUCK WORKS の現状確認をしよう!」です。
こちらの動画と画像を見ながら、一緒にリーディングしていきましょう。

YouTube動画

グラン・タブローはとにかく「今」が出るんですよ。「今」が。

今回のグラン・タブロー

グラン・タブローは「大きな絵」でございます。
まずは今回の絵のシグニフィケーター(主役)の位置やコンディションを確認します。

シグニフィケーターは『コウノトリ』

大概の場合、シグニフィケーターは男性 or 女性で設定することが多いかと思いますが、私たちDUCK WORKSのことを占うときは『コウノトリ』に設定すると決めています。『コウノトリ』は「出産・子宝」から転じて「クリエイティブ」を想起させること、あとは単純にアヒルと水鳥仲間で親和性を感じるからです。

さて、『コウノトリ』の位置から見ていきましょう。

シグニフィケーターの位置

見渡してみると、左から4列目、上から2段目におりますね。ここでは以下の2つの要素を確認します。

今の自分にとって大切なのは、過去か未来か

まずは横の目線で絵を見てみます。グラン・タブローの左側を過去、右側を未来とし、シグニフィケーターのどちら側にカードがたくさんあるかを確認します。

今回であれば「左から4列目」にシグニフィケーターがあり、左(過去)に3枚、右(未来)に5枚のカードが並んでいます。未来側のカードが多いので、どちらかというと未来にウェイトを置きながら読んでよさそうです。「過去を軽く振り返りつつ、未来に向けて計画を立てる」くらいのスタンスでいきましょうか。

今の自分は、周りの要素をコントロールしやすい状態か

今度は縦の目線で絵を見てみましょう。シグニフィケーターは「上から2段目」にあります。段で言うと頭の上に1段、足下に2段ありますね。

頭の上にある要素はシグニフィケーターから見てコントロールしにくい要素(圧を与えてくるもの)、足下にある要素はシグニフィケーターから見てコントロールしやすい要素(支えてくれるもの)として解釈すると、今の位置であれば「それなりに圧もあるけれど、そこそこ自由に動ける状態」と読めそうです。

シグニフィケーターに付加される要素はどんなものか

さらに、シグニフィケーターがいる位置は『13:子ども』のハウスでもあります。
ハウスについては前回のグラン・タブローの記事「ルノルマンでグラン・タブローを読んでみよう」に書いていますので、こちらも併せてどうぞ。

『子ども』は「子どもらしさ・無邪気さ・遊び」といったキーワードを想起させるので、今のDUCK WORKSは「子どものように無邪気な遊び心を持ったコウノトリ」だと言えます。敢えて言うなら「子どもっぽく軽薄で経験不足なコウノトリ」でもありますね。マジかよ。

直近の過去、どんな感じ?

ナイティング:過去側

今回は過去側にも読めるカードが数枚あるので、シグニフィケーターのコンディションを踏まえて、過去の振り返りからやってみましょう。ナイティングという手法を使うので、今回読むカードは『月』『花束』『山』『棺桶』です。

ナイティングについてはYouTubeの『ルーン&ルノルマン占い~ぶっちゃけ会社辞めたい編』で軽く説明しているのと、前回のグラン・タブローの記事「ルノルマンでグラン・タブローを読んでみよう」でも使っていますので、こちらも併せてどうぞ。

過去に辿ってきたルート:『月』⇒『花束』⇒『山』と『棺桶』

『月』は「名声・人気」を、『花束』は「祝福」を象徴します。『花束』の上には試練を象徴する『山』が、下には死=転じて「終了」を象徴する『棺桶』があります。

シンプルに読むと、「直近の過去では、名声・人気を得ることができました。今は祝福のときです。山側:試練を乗り越えた、棺桶側:大きな区切りを迎えたタイミングですね」と読めます。

わお!過去のルートええやん!「名声・人気」を得た実感ないけどな!?ほんで『棺桶』はちょっと不穏やけどな……

そう、タロットの『死』と違ってルノルマンの『棺桶』には「死からの再生」みたいなニュアンスがないんですよ。単純に死、終わり。おしまい。

さらに肉付けするために、それぞれのカードのハウスも見ていきます。
これは動画で解説しているので、動画をチェックだ!

直近の未来、どんな感じ?

お次に、『コウノトリ』が進む道も見てみましょう。

ナイティング:未来側

未来に辿れるルート:『ハート』⇒『指輪』⇒『犬』と『家』

『ハート』は「求心力」「心の繋がり」を、『指輪』は「契約」を象徴します。『指輪』の上には「友人・仲間」を象徴する『犬』が、下には「住居」を象徴する『家』があります。今回の場合、『家』はDUCK WORKS の事務所としましょう。

シンプルに読むと、「直近の未来では、温かな心の繋がりを手に入れるでしょう。その上で、何らかの契約が発生しそうです。その先には頼れる友人や仲間がおり、彼ら彼女らを巻き込んで、事務所が活動の舞台となりそうです」と読めます。

未来のルートもええやーーん!(加筆修正している2022年8月3日現在でめちゃくちゃ心当たりがあるぞ)

こちらも肉付けするために、それぞれのカードのハウスを見ていきます。
全部書くと長大な文章になるので、動画で確認してね!

まとめ

こんな感じで、今回もルノルマンカードでグラン・タブローを読んでみました。
グラン・タブローは展開する枚数が多いので難しそうに見えますが、手順を追って読むとそんなことないのよ。面倒がらずに手順を追えばええ感じに情報量が増えるので、素直に結びつけるだけでよかったりします。

  1. グラン・タブローは相談者の“今”が一覧で表現されると心得る
  2. 質問に合わせてシグニフィケーター(主人公)を探す
  3. シグニフィケーターを基点に読み進めていく
  4. ハウスで付加要素を見る

あとは、私のようにナイティングの手法を使ってもいいし、シグニフィケーターの周りのカードをヒントにしていってもいいし、「シグニフィケーターの右に並ぶカード1枚を1週間として、4枚読む」みたいにして1ヵ月の予測を立てる……なんてのもアリです。どうやって読むかのルールだけ最初に決めておけば、ちゃんとそのルールに従ってカードが出てくれるはず!いろいろ試してみてください。

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