「大蔵大臣」小アルカナ:ペンタクル クイーン【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ペンタクル クイーン です。
花が咲く庭園のような場所で、王冠をかぶった女性がペンタクルを抱えています。

小アルカナ『ペンタクル クイーン』の基本的な意味

ペンタクル ペイジ
  • スートのキーワード:物質・現実・成果
  • 人物像のキーワード:受容・女性性・育成者
  • 財産を守る・運用する人、自身の持ちものを分け与える寛大な人

赤い花が咲く庭園のような場所に、立派な彫刻が施された石造りの椅子があり、王冠をかぶった女性が座っています。女性の手にはペンタクルが抱えられています。木々がしげり花々が咲き、足下にはうさぎが跳ね、豊かな土地のようです。

色の要素

  • 黄:喜び、祝福
  • 赤:情熱、行動力、生命力
  • 緑:生命力、みずみずしさ

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 所有に関する恐れ
  • 倹約が過ぎ、ケチになる

イメージ

ペンタクル クイーンはですね、現実をしっかり管理できるタイプの“オトナの女性”です。あまりアクティブではなさそうというか大人しそうな雰囲気ね。手元にある富をしっかり抱えて、大切に守っている感じ。

今現在の手元にある成果や資産を損なわないように大切に運用できる人だから、こういう人と結婚したら安心できるんじゃないかな。俺は外でバリバリ稼いでくるから家の中のことは全部頼んだ!って言えるような奥さま像。外向きではなく内向きでパフォーマンスを発揮するタイプですかね。

管理といってもバリバリ事務的に管理するわけではなく、そこはクイーンですので女性的な優しさも含まれていますよ。「今月のお小遣いが足りなくなりました」って素直に申告したら「しょうがないわね、何にどれだけ使ったの?あとどれくらい必要なの?」って渡してくれるような優しさはありますよ。というか、その辺まで織り込んだ運用をしているのだと思う。余裕を持った運用、ある程度のイレギュラーを想定した運用。お金の管理だけでなくみんなが心地よく暮らせるように、メンタル面の支えとかもちゃんとしてくれるイメージです。きっと料理もうまいんじゃないかな。あったかいごはんとほかほかお風呂、ふかふかお布団で「おかえり」って言ってくれるんじゃないかな。

逆位置で出ると、甘えたところで「もう、しょうがないわね」って言ってくれなくなります。もしくは「こっちもギリギリだから追加のお小遣いはあげられないわよ」っていう。全体的に余裕がない。

一番悪く出ちゃうと、元から管理できていないとかね。「もしかしたらお金も持ちものもぜんぶなくなってしまうかも!」的な不安と恐れが大きすぎて、逆に無計画になってしまうイメージ。例えば買い物に出て「あぁそうだシャンプーの予備が欲しいんだった、そういえば食器用洗剤も、歯ブラシも、トイレットペーパーも……」とやっているうちにまだ備蓄があるものまで余分に買っちゃったりとか。余裕がなくなることが怖くて買いすぎちゃうんですね。ガチガチに守ろうとしすぎると逆に穴が空くこともあるので、そこは要注意です。

大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!

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1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。

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