「じっくり着実に働く」小アルカナ:ペンタクル ナイト【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ペンタクル ナイト です。
きれいに整った畑を背景に、馬に乗った男性がペンタクルを掲げています。

小アルカナ『ペンタクル ナイト』の基本的な意味

ペンタクル ペイジ
  • スートのキーワード:物質・現実・成果
  • 人物像のキーワード:実務家・実行者・リーダー
  • 経験があり信用できる人物、責任を負う能力がある人物

ペンタクルを掲げ、黒い馬にまたがった男性が前方を見つめています。馬はがっしりと立派な体格で、力強い印象です。男性の背景にはきれいに整えられた畑が描かれています。

色の要素

  • 黄:喜び、祝福
  • 赤:情熱、行動力、生命力
  • 緑:生命力、みずみずしさ

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 惰性、怠惰
  • 遅すぎる対応
  • 回りくどい

イメージ

ペンタクル ナイトは、まじめで着実で責任感の強いベテランの像です。持っている畑をきれいに耕して世話をしてしっかり成果を生んできただけでなく、これからまたどのようにしていこうかを考えられる人。自分の領域がしっかりあって、そのプロフェッショナルな領域で企画を立て計画を立て、実行できる人ですね。

ペンタクルのスートは土のエレメントを表し、固める要素が強くスピード感はありません。どのスートのナイトも共通してベテラン的なニュアンスがありますが、その中でもペンタクル ナイトはひとつひとつをていねいに確実にやっていくタイプです。相談したのにすぐに動いてくれないのようちの先輩!なんて愚痴っていたら陰でめちゃくちゃ準備してくれていた、根回しも完ぺきだった、あとは私たちが「やるだけ」にしてくれていた……そういう感じのベテランのイメージですね。

態度はいつも落ち着いていて、あんまり喋らないから何を考えているかが外からは見えにくい。ただ仕事はめっちゃできるししてくれている。めちゃくちゃ頼りになるんだけれど、そこらへんが悪いように出ると「も~~相談してよぉ~~~~!」となる。

ほら、あるでしょ、後輩が「やりました」っつって提出してくれたものをチェックしたら根っこに勘違いがあって「もっと早く気づければ……!」ってこと。真面目だし実行力があるから最後までやり切れるものの、やり切ってから過ちに気づいてお互い辛い思いをする……途中経過を報告してくれと言えばよかった!と後悔すること。あるよね!

ペンタクル ナイトが逆位置で出ると、慎重さと真面目さが裏目に出てしまって実行力を失うイメージです。企画・計画段階でああだこうだと迷ってなかなか着手できなかったり、準備に力をかけすぎて動き出せなかったり、そうこうしているうちに実行する勢いがなくなってサボってしまったり……

もしも恋愛を占っていて、相手を表す場所にペンタクル ナイトが逆位置で出たら、「今のお相手は慎重になりすぎているから進展が遅いかも」みたいに読めたりします。もしけんかをしているときだったら仲直りのスピード感が遅くなりそうで困っちゃうね。そんなときは、どうやったら相手が気持ちよく動けるようになるのかを考えていくといいと思います。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。ご参考あれ!

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