小アルカナ ソード ペイジ です。
剣を手にした少年が風に吹かれながら立っています。
小アルカナ『ソード ペイジ』の基本的な意味
- スートのキーワード:知性・思考・言語
- 人物像のキーワード:勉強中・修行中・未熟
- 注意深く慎重な若者、情報収集を重んじる若者、監視する若者
高台のような見晴らしのよさそうな場所で、剣を手にした少年が遠方を眺めています。身体をそらし、表情にも少し緊張感が見えます。強い風が吹いているようで、少年の髪と背景の木の枝は強くたなびき、空に浮かぶ雲は荒々しい様子です。また、鳥の群れも飛んでいます。
色の要素
- 背景の青:ニュートラル
逆位置のキーワード
逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。
- 過度に警戒する、慎重すぎる
- 思考に頼りすぎて頭でっかちになる
イメージ
ソードのペイジはとても慎重な少年です。グッと剣を握り、肩の上で構え、遠くの方の様子をよーーく見ています。見ているだけなのだからこんなにしっかり剣を構えなくてよくない?と思わず言いたくなるくらい、グッと構えています。眉根を寄せて、口をギュッと結んで、脚をピンと伸ばして、全身に力が入っている感じ。ねえ、そんなに緊張しなくていいんじゃない!?
なぜそんなに緊張しているかというと、やはりソードのスートだからかと思います。賢さゆえに頭をとにかく使っていて、ありとあらゆる情報を背景に吹く激しい風のようにすごい勢いで処理しているんじゃないかしら。考えすぎると頭も首も肩もガッチガチになるでしょ。アレです。
正位置であればそのハイスピードな思考が正常に働いていて、しっかりと頭を使えていることを示します。ペイジなのでまだまだ未熟ではあるでしょうが、自分の役割を責任をもって果たしている。「まだ実戦には出られないけれど、情報収集と監視・警戒はしっかりやるんだ!」「その中でたくさん見て、聞いて、考えて、来るべき実戦デビューに備えるんだ!」という感じ。勤勉ですね~!
ソードのペイジが逆位置で出ると、このような性質が裏目に出たり不足してしまったりします。考えすぎて身動きが取れなくなったり、警戒しすぎて周りの人と協力できなくなったり、はたまた勇み足の準備不足で失敗したり。ソード ペイジは若くて経験が乏しいので、とにかく頭でっかちになりがちです。
もしも「相手は私のことをどう思っているだろう?」と占っているときにソード ペイジが出たら、「様子を見ている」「どんな人なのかを探っている」といったように読めます。慎重!逆位置だとかなり警戒されている可能性がありますね……なぜ逆位置で出ているのか、心当たりを探したほうがいいかもしれません。
大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!
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1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。
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