目次
小アルカナ ワンド 6 です。
着飾った人物が馬にまたがり、パレードをしています。
小アルカナ『ワンド 6』の基本的な意味
- スートのキーワード:本能・情熱・衝動
- 数字のキーワード:混乱を経て得る調和、成果・勝利
- 任務完了、凱旋、栄誉
月桂冠で飾られたワンドを掲げ、頭に月桂冠を拝し立派な服を着た人物が馬にまたがり行進している様子が描かれています。彼の周りにはおそろいの衣装を着けた人物が複数人描かれ、パレードをしているようです。これは勝利のパレードであり、お祝いごとを示します。
色の要素
- 赤:情熱、行動力、生命力
- 緑:生命力、みずみずしさ
- 背景の青:ニュートラル
逆位置のキーワード
逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。
- 任務の不履行、相対する勢力の勝利、不利な状況
イメージ
私はこのカードのことを「王様気分カード」と呼んでいる。何かのごほうびで盛大に王様気分を味わっている最中で、今までやってきたことの成果や結果を素直に享受して喜んでいる時間ですね。大いに喜びたまえ!騒ぎたまえ!!絵柄はまさにパレード。馬に乗った主役っぽい人、顔が見えませんね。どんな顔をしているんでしょうね。
このカードは、一旦の区切りと褒賞を示します。何かを成し遂げた褒賞を受け取るタイミングなのです。ごほうびを受け取るのが上手な人は、ごほうびを力にしてまた次のごほうびまで進めることも多いですし、ごほうびってのは素直に受け取っておけばいいのだ。この辺が苦手な人には、今くらい調子乗れよ!OKだよ!って言う感じ。
逆位置で出ると、調子に乗りすぎると痛い目に遭うわよ~という警告にも取れます。そもそもそのごほうび、あなたひとりで受けていいものかい?他の人にも「おかげさまだよありがとう」っつてお裾分けするものではないかい?って訊いてきたりとか。
周りで一緒に喜んでくれている人はあなたと関わりがあるから喜んでくれているわけで、ってことは、きっとそういうことなのだ。「何だあいつ、自分ひとりの手柄にしやがって」なんて思われちゃうと味方が減るどころか敵が増えちゃうよ。逆位置ではそういうお叱りの言葉をくれたり、「傲慢になって失敗しましたねあなた」ってグサッと刺してくるんだよ。
余談ですが、今使っているタロットのデッキを買って数ヶ月の頃、朝の1枚を引いたらこのカードが出たのね。その日は休日で舞台を観に行く予定があって、「仕事くらいしかごほうびもらうようなことないけどな?何だろうな??」って、あんまりピンときてなかったんです。
そしたら出てきたよ。舞台にはりぼての馬が。愛馬と共に凱旋パレードをする前田慶次が。え!?何!?そういうこと!?「今日の舞台、こういうシーンあるよ!」ってこと??
タロットは、たまに、いや、結構頻繁に「せやな」って感じのメッセージをくれることがあります。ともすればカードにはいろいろと大層なことを求めてしまいがちですが、フツーに頼り甲斐のある仲良しな友人と会話する感じで引けばいいと思います。向こうも多分、そんな感じで接してきてると思うよ。
大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!
以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。
1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。
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