このカードは「とにかく忙しい~!」みたいな意味で読まれがちなカードです。足下から謎の棒がエイヤー!と襲い掛かる中、1本の棒であくせく応戦しているという絵なので、そりゃあもう忙しいのがビシバシ伝わってきます。こんな状態のときになかなか話しかけられないですね。
しかしご安心あれ。この人は襲い掛かる棒より上にいる=有利な体制なので、何とかしてこの忙しさ・慌ただしさに対処できるのです。
小アルカナ『ワンド 7』の基本的な意味

- スートのキーワード:本能・情熱・衝動
- 数字のキーワード:実力・評価
ワンドのキーワード「本能・情熱・衝動」をベースに読むと、この人の忙しさは整理整頓されたものではないようです。ワンドは沸々と沸いてくるもの・理性や理屈には遠いもので、「ゴールも段取りも決まっている上でやることがたくさんある!」とうニュアンスよりも、「何かわからんけどやることめっちゃあるな!!」というニュアンスが合います。この「何かわからんけど」がミソです。
よくよく見てみると、この人は靴を履き違えていますね。片方は長靴、片方は短い靴を履いています。服だって戦う装備があるどころかめちゃくちゃ普段着っぽい軽装だし、準備もできないままこの状態になったのでしょう。急に棒が襲ってくるやん!?何なん!?みたいな顔にも見えてきます。
それでもこの人は大丈夫!数字 7のキーワード「実力」が効いてきます。今までに積み上げてきた実力が、この奇襲に十分対抗し得る力をこの人に与えているのです。訳がわからなくても、急なトラブルでも、有利な立場=敵の上から対処できる。何だかんだで勝てる人です。
『ワンド 7』が逆位置で出たら?
有利な立場でいたはずが、何らかの理由で足下を掬われてしまうように読めます。勝つための実力と経験は蓄積されているのに気の緩みで隙ができてしまった、せっかくの有利な立場を活かしきれなかった、慌ててしまって空回りした……などなど、いろいろなシーンが思い浮かびます。もしくは、日頃の準備不足が祟ったり、自分の実力と相手の実力を読み違えたり……
仕事でも恋愛でも、「えーーっ!急に何なの!」と言いたくなるような突発的なトラブルは発生します。そんなとき、どれだけ素早くどれだけ真剣に対応できるかが、トラブルを上手く乗り越える鍵になるのでしょう。
そもそも正位置でも不安定な状態が描かれていますし、そこから気を抜いたり相手をナメたりしてしまっては、すぐに形勢逆転してしまうのも当然ですね。不測の事態だからこそ、普段以上に気を引き締めてトラブルに対応する気概を求められています。
上記の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。ご参考あれ!
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