タロット占いとオラクルカードリーディングの違い

「タロット(占い)とオラクルカード(リーディング)はどう違うの?」というご質問が急に増えています。「オラクルは誰でもできるって聞いたし、ももねこさんもとっつきやすいと言っていたけれど、すごく難しく感じる」というご意見も急に増えています。なので、ここいらで一丁記事にまとめておこうと思います。

増えている理由はこれですね。しばらくSOLD OUTだったココニアルオラクルを増刷して再販したからですね。ありがたいことです……本当に。この場を借りて御礼申し上げます。皆さま本当にありがとうございます!

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タロット占いはルールが重要、オラクルカードリーディングはルールがないというルールが重要

タロット占いは、オラクルカードリーディングは……と書きましたがこれは私のやり方でありまして、タロットをオラクルカードのようにフレキシブルに読む方もいれば、オラクルカードでがっつりルールを設けて読まれる方もおります。

それを踏まえつつ、私は以下のように定義しています。

  • タロット占い
    ルールの上に成り立ち、ルールを守ることによって、質問に答えてくれるもの
  • オラクルカードリーディング
    敢えてルールを設けず、ルールから自由になることによって、気づきを提供してくれるもの

そもそもカードとのコミュニケーションは、絵札を介して連想ゲームをするようなものだと私は考えます。出題する側(人間)は言葉で質問し、答える側(カード)は言葉ではなく数十枚の絵札を使うゲーム。

このゲームの目的が「質問に適した回答を導く」であればタロット占い、「質問をフックに発想を広げる・気づきを得る」であればオラクルカードリーディングになるのね。

タロット占いは、回答を導くためにルールで解釈の幅を絞る

質問する側と答える側のコミュニケーションに縛りがある状態で「質問に適した回答を導く」ためには、ルールを設けて解釈の幅が広がりすぎないようにするのがよいわけです。

例えば動物の「ぞう」の絵札を回答に使うとして、「ぞう」という音を絵から切り離してもいい場合と、絵に描いてあるとおりの「ぞう」に絞る場合では、解釈の幅が変わってきます。前者であれば銅像のような「像」かもしれないし、貯蔵や所蔵の「蔵」かもしれないし、もちろん動物の「ぞう」かもしれません。絵札しか使えない回答者がどのようなつもりで「ぞう」の絵札を提示したのか、質問者が推測しづらくなります。
一方、後者では動物の「ぞう」でしかないです。これであれば推測しやすいですね。

オラクルカードリーディングは、気づきを得るために解釈の幅を広げる

同じように絵札を使う連想ゲームでも、その目的が「質問をフックに発想を広げる・気づきを得る」であれば、「ぞう」という絵札からたくさんのひらめきが生まれる方がいいでしょう。なので、敢えてルールを設けず、自由に感じたままに表現しましょう!正解も不正解もありません!というかたちになります。

こうなると、回答者側も絵札の使い方が変わってくるのではないかしら。
「回答を導く」ための占いであればよりブレのない絵札を出そうとするだろうし、「発想を広げる」ためのリーディングであれば多少飛び道具的であっても刺激が多い絵札を出そうとするだろうし。

ということは……

回答を得たいなら「占い」を、気づきを得たいなら「カードリーディング」をしよう

ここまで書いておいてナンですが、タロットカードだろうがオラクルカードだろうが、目的に合わせて使い方を変えれば、占いもカードリーディングもできます。

ただ、この記事のように考えてみると、「占い」と「カードリーディング」のアプローチがまったく違ってきますよね。ここをごっちゃにしてカードを引くと、頭にハテナマークが出やすいです。自分がカードとのコミュニケーションで求めるものと、それにあったアプローチを選ぶのが、カードと上手く戯れる第一歩でございましょう。

私がタロットカードを占いに使い、カードリーディングにオラクルカードを使うのは、タロットカードはデッキ内で系統立った仕組みがあるので回答を得るのに使いやすく、オラクルカードはそういった仕組みがない(あったとしても目立たない)ものが多いために、発想を広げる道具として使いやすいからです。

よく「オラクルカードは簡単!」と言われるのは、恐らく多くの人が「発想を広げ気づきを得るための道具」として使っていて、それだとルールを覚えたり設定したりする必要がないからだと思います。少なくとも、私はそういう意味で「オラクルカードはとっつきやすいよ~」とお伝えしています。

そうそう!大切なことですが、占いで得られるのは「回答」です。「解答」ではないです。これ超大事なので、忘れないでね。

デッキについている解説書って一体何なの?

絵札だけでやりとりする、って言うけど、解説書がついてるじゃん!言葉あるじゃん!となりますね。あります。解説書。

これもカードを引く目的をどうするかによって使い方を変えればいいと思います。ルールを利用して回答を絞るなら解説書をがっつり使う、ルールを外して発想を広げるなら解説書は置いておく、もしくは発想のヒント集として使う、という感じです。

特にオラクルカードはデッキごとに世界観が設定されていることが多く、デッキごとに性格が違います。より深く味わうために、解説書を読みものとして読んでみるのもおすすめですよ。

解説書との付き合い方はこちらの記事でまとめています。ご参考あれ。

ちなみにココニアルオラクルは”適度に親身に、適度に距離を保って、「こういう捉え方はどう?」とお話ししてくれる”デッキとして制作しています。話し相手がいないとき、誰かと話したいけれど周りの誰かには話したくないとき、そんなときに会話の相手として存在してくれる、そんなデッキです。

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記事を書いた人

フロントエンド・ライティング・占い

ももねこ