占いというものを、未来を見通したり予測したり言い当てたりという形で使うのはとても面白いです。でも、占いのチカラはそれだけではありません。現在の状況や環境、自分自身の性質などなどを掘り下げて、そこからどんな未来を創っていけるか?という視点での素材集めツールとしても、とっても役に立ちます。謂わば、暮らしで「使える占い」です。
今回の記事では、「じゃあその“使える占い”って何?」ということについてシンプルに考えてみます。
占いの「使える」ポイントその1:頭の中の整理

これは最も感じやすい「使える」ポイントです。占術を通し、占い師を介してメッセージを受け取っていくと、ごちゃごちゃしていた頭の中が整理されていきます。
- 依頼時に自分の認識をアウトプットする。
- 占い師を介して、認識や状況、その場に存在する要素が言語化される。
- 言語化されたものものを再構築・再認識する。
- 自分の望みにクローズアップしながら、指針を探す。
- スッキリ!(しつつも悩みが深まる)
占いを受けたあと、すっきりしつつも悩みが一段階進んだ感じになることがあります。
もやもやしていたことは整理できたし、指針も見つかったけれど、新たに悩みが増えた!という感じです。
私の占いでは、大抵の方が「わかりました!明日から頑張ります!!……あーやることたくさん……(悩)」という感じで帰っていかれます。これは「何となく抱えていたモヤモヤ」が、「次のアクションとして考えたくなるようなモヤモヤ」に変化したという証拠だと言えます。
このように、「占いを通して、考えたり悩んだりそこから行動したりするきっかけが手に入った!」と思ってもらえれば私の占いは成功だと言えます。
占いの「使える」ポイントその2:第三者に言われたという諦め

諦めというと聞こえが悪いですが、第三者に「あなたの今の状況はこんな感じみたいですね」という風に言われると、「あぁ~やっぱり!何も知らない占い師にもこう言われたんだから仕方がない、認めるか」的な気持ちになりませんか?
これが、とても大切なことだと私は考えています。
課題や状況の解決は、まず受け入れるところから始まります。無関係の第三者に、それも『占い』という不確定要素を介して「言われる」ことによって得られる諦めは、前進するための推進力として役に立つと思うのです。
例えばこれが、思いもよらない内容だったり予想だにしていなかった言葉だったとしても、「当たってない」とそのまま捨ててしまうのではなく、「そういう角度でものごとを見てみたらどう見えるか」という材料にするのがおすすめです。
するとそこから、見たくなかった部分や無意識に目を逸らしていた部分、無関係だと思い込んでいた部分などが見えてきたりします。これが見えたら、それこそスタートです。
こんな風に私が書くと「当たらなくても占い自体に価値があるんだから文句を言わないでね!」という言い訳に見えますが、決して言い訳がしたいのではありません。どんな場合でも、支払った対価分はお客さまご自身のために役立つ占いにしたい、という想いがあるので、そういう形で進めています。
占いでは、「自分が望んでいること・避けたいことの認識」と、「行動に移すための推進力」が得られると私は考えています。なので、占いやリーディングの内容がしっくりくる・こないに関わらず、できれば「このように言われた」という事実を優先し、自分なりに噛みくだいてほしいのです。
占いの「使える」ポイントその3:仮説から導き出す未来像

占いで現状や自分を掘り下げたあと、そこから仮説に基づいて未来像を組み立てていきます。仮説から未来像を組み立てていくと、それと現状とを照らし合わせることで、「次に踏むステップ」や「明日からの進行方向」が見えてきます。
「よし!明日からこれをやろう!」というところまでモチベーションが上がるお客さまを見たときは、私も「ご依頼をいただいて本当に良かったなぁ!」と思います。多くの場合、この段階に至るまでには占いの時間をめいっぱい使ってじっくり話し込んでいるはずですし、その課題ひとつに対して集中した!という満足感もあるはずです。
そして、「課題ひとつに対して集中する」ことは、ひとりだと同じところをぐるぐる回っているような感じになることもありますが、占い師という第三者を介すことで、一歩引きつつも課題に集中でき、その徒労を避けることもできます。
結局のところ、占いは答えをくれない

くれません。くれるのは、あなたの望みを後押しするためのヒントや、考えるためのきっかけ、舵取りの手伝い、可能性の模索、そのようなものです。
「だったら占いに頼らなくていいわ」と思う人はそれでOKです。「だったら占いを使ってみたい」と思う人はぜひ使ってください。
私の占いを魅力的に見せるために装飾するのは簡単ですが、その装飾に惹かれてご依頼をいただいたとして、実際に感じていただけるものと乖離していると意味がありません。そのため、装飾はつけないことにしています。
さらに、わたしの占いで副次的に得られるものがもうひとつあります。それは「楽しくおしゃべり」というものです。キャッキャウフフと笑顔でおしゃべりするだけでも気が楽になることもありますし、これも対面占いのいいところだと考えています。