「悠々自適マダム」小アルカナ:ペンタクル 9【タロットカード紹介】

本日の1枚はペンタクル 9です。
このお姉さんは趣味に生きる人で、金銭的な余裕も気持ち的な余裕もあるセレブリティな人なの。パトロンがいるという解釈もある。
パトロンだってこのお姉さんに魅力がないとつかないですから、このお姉さんは今まで積み上げてきたものの上に成り立つ余裕、を楽しんでいらっしゃる人なのですね。
いずれにせよ、優雅でゆとりがあって、ごりごり働いてる感じではない人物像です。

基本的な意味

ペンタクル 9そんなペンタクル 9のカードが出てきたら、まずは「何事も手の平の上で転がして楽しむ余裕が大事やで!」という読み方をします。
何せ、綺麗なお洋服を着て、鳥と遊んで、素敵なお庭で優雅な時間を楽しんでいるのだ。
「余裕を持って接するからこそわかることもたくさんあって、余裕がない状態こそが敵だわよ」と言ってくれているようなイメージですね。
とにかく素敵なお姉さんなのです。

そして、その余裕は最初からあったわけではありません。
ペンタクルというスートの9枚目にしてこの余裕、と言ったところで、このお姉さんが今までに培ってきたいろいろなものがが地盤となって、今のお姉さんがあるということを忘れてはいけない。
それは経済力だったり知識だったり経験だったり、自分で何かを生み出すための材料だったりするだけでなく、それらを培ってきたからこそ生まれた彼女自身の魅力というか、愛嬌というか、そういったものも非常に大きい。
礎があるからこその余裕、ってことですな。

例えば恋愛を占っているときに相手のところにこのカードが出たら、「おっ!お相手さん余裕ですね!この恋愛をまるで道楽のように楽しんでいらっしゃる!」という風に読めます。
道楽のように、って言っちゃうとまるで相手が本気でないかのようにも聞こえますが、それが本気の道楽なのか、それとも余興の道楽なのかはこのカードだけではわかりません。
ただ、余裕のまなざしで「楽しんでくれている」っぽいので、まぁあなたも楽しみなさいよ、どこから本気モード出すかも含めて駆け引きだよ、ってな感じで読みますね。

逆位置で出ると?

ペンタクル 9が逆になると、余裕を失ってパフォーマンスが落ちていたり、逆に調子に乗りすぎて嫌な感じになっていたりする状態と読めます。
誰にとっても慢心は敵ぞ!調子に乗ってぐいぐい上がりすぎちゃって、気づいたときには足元に地面がなかった……なんて、笑えないですよ。
どうにも調子乗っちゃった状態だと、せっかくの魅力や愛嬌が半減してしまいます。
あの人偉そう……って思われちゃったら、すごい仕事を成し遂げたとしてもミソがついちゃう。
奢るなかれ、謙虚に、謙虚に。

例えば仕事について占っているとして、ベテランや中堅と呼ばれるようなポジションの人を表すところにペンタクル 9が出ると、「随分余裕を失くしてしまって空回りしているようだ」とか「調子に乗っていらっしゃるので周りとの温度差が酷そう」とか、そういった生々しい読み方になることが多々あります。

「自分は本当の意味で賞賛されているのか、それとも周りが気を遣って合わせてくれているのか……というのを、きちんとまっすぐとした目で見ておかなくちゃいけないわよ」と忠告してくれているようにも取れますね。
あの人歳だけ食ってて全然役に立たない、とか、昔のことばっかり言ってくる!時代遅れなのよ!とか若い子たちに陰で言われているとしたらいろいろキツいものがありますから……

図らずも自戒のようになってきました。
ももねこは実際にそこそこオトナなので、社会的には中堅ポジションにおさまることが多く、どうにも心に染みるカードです笑。
調子に乗らないように気をつけます。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう