本日ご紹介するのは、ペンタクル ペイジ。
この子はこつこつタイプの真面目な子だよ!スピード感はないけれど、じっくりマイペースに、確実に……なタイプだね。
一生懸命勉強して、確実にモノゴトをこなせるようになる子です。
基本的な意味
ペンタクルってことは現実化だ。それのペイジってことは現実化のお勉強だ。
今抱えている望みを現実化するためにこつこつ取り組んでいる子なのだ。
この子が出たら、派手な成果は求めずに既に出ているであろう着実な成果をまず探します。もしくは成果になりそうな種を探します。
今勉強していることがあるなら、最初に比べてできるようになったこととか、覚えたこととか、とにかく自分の中に積み上げられた何かがないかを探すんです。
いや、勉強していることがなくたって探す!笑
日々ぼんやり過ごしていたって、何らかの何かが自分の手元に残っているはずだから、遠慮なく探して遠慮なく見つけたらいいです。
めっちゃ些細なことでもええんやで!
それを見つけたら、それを起点に「何ができるか」を考えていきます。
というのもですね、ペンタクルのコートカードは4枚ともスピード感がないのですよ。
そこにペイジの特性である「未熟・勉強中・幼さ」という要素を加味すると、まさに「頑張り始めた頃の最初の成果」にフォーカスが当たります。
大きな目標を達成するためには小さなゴールを積み上げてステップアップしていくことが必要ですが、それの初期段階です。
むしろ、その想定をせずにモノゴトに挑んでいたのなら、今ここで考え直しましょう。というメッセージとも取れます。
大きな目標に達するまでの小さなゴールを段階的に設定し、その初期段階のステップとは何か?今自分はどの段階にいるのか?を考えて、こつこつ現実化していきましょう、ということですね。
逆位置で出たら?
こつこつさがアダとなって視野が狭くなったり、こだわらんでいいところにこだわりすぎたり、頑固になったり……その場でずっと足踏みをしてしまうイメージです。
「これはこうなるはずだ」と信じ込んで、現実だと思ってたことがいつの間にか妄想になっている感じ。
本当にふわふわな妄想はカップ ペイジが得意なところだけど、この子は現実に見えたものに囚われすぎて妄想化しちゃうのですな。
で、しまいには現実と妄想の歯車がうまく合わなくなって、動きたくなくなって、持ち前のスローリーなペースもあるもんだから、どえらい怠惰な感じになったりね。しちゃうのね。
逆位置で出た場合、じゃあその初期段階のステップを踏むのに何が邪魔をしているんだ?何が足りていないんだ?という要素を他のカードと併せて読むのをおすすめします。
恋愛でも仕事でも何でも、目の前にあるモノゴトの足元に何が積まれてきているのか、これから何を積もうとしているのか?を他のカードと合わせて読んでいきましょう。
恋愛を占っているときに、もしもこのカードが逆位置で相手の場所に出たら、「あの人、何だか前向き!素敵!」と喜んだあと、補足のカードを引いて「何に対して/どういう視点で前向きなのか」を確認すると尚良しです。
他のカードの出具合ではもしかすると恋愛以外に前向きになっているかもしれませんが笑、相手が現実的に一生懸命になりたいと感じている方向を知れば、対応も諸々できますからね。
例えば、相手が仕事に一生懸命なら自分も同じように仕事を頑張って話ができるようにするとか、逆に相手の仕事の話をたくさんたくさん聞くとか。
同じ目線で同じ方向を見られたら、距離を縮められる可能性も大でございます。
また、目の前の何かに夢中になっていることもあるので、カードの出方によっては「今はそれどころじゃない」っていう風に読めるときもありますな。
そのときはそのときで、イイ感じに夢中になっているならそっと応援する心の余裕とかそういうのを持ちたいものです。