「静かな場所へ逃げましょう……」小アルカナ:ソード 6【タロットカードの意味紹介】

本日の1枚はソード 6です。
逃避行のカード。あんまり明るくない移動ですね。
自分で動きまくるカードではないので、イニシアチブをとる人や環境がどうか、をしっかりと見極めたい感じです。

基本の意味

さあ、これから何処へどうやって向かうのかしら。
何を目的に、何がしたくて、進もうとしてるのかなぁ。
この親子らしき人物たちは、小さく身体を丸めて移動中です。
自分たちの力で歩いていくのではなく、船頭さんにお任せして運んでもらっています。
力も立場も弱くなってしまったら、自分で歩くよりも信頼できる誰かに連れて行ってもらった方が安心ですね。
この親子はその手段を選んだわけです。
だので、このカードが出たときは、自分でどうにか動く道を見つけるというよりも、確実にいい方向へ運んで行ってくれそうな人物や環境を探した方がよさそうです。

逆位置で出ると?

なかなか運ばれて行かない。やきもき、やきもき。
水は流れているからね、船を漕がなくたってじわじわと運ばれては行くんだけど、だけどねぇ……。
船頭さんの顔が見えないんですよ。
親子の顔も見えないんですよ。
何処へ向かうか何がしたいか進む速さはどうか、そういうのお互いに伺っているだけで、意思疎通をしてないのではないかなぁ。
惰性で船が動いているだけ。本当にいいところへ行けるのか!?行けないのか!?
あれ、思ったより周りもうまく進まないな……?と思ったら、運ばれていくスタイルでいいかどうかも改めて考えてみた方がいいのかもね。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう