「避けられぬ脱皮」大アルカナ:死【タロットカード紹介】

絵柄が怖いですね!
クライアントに「何か怖いカード出てますよ!?」って言われる確率がすごく高い。
大丈夫大丈夫、全然怖くないですよ!

基本的な意味

はい、そんな訳で死です。
死はすべてのものにとても平等に訪れるもの。死神が目の前に現れたなら、それが王であろうが教皇であろうが無垢な子どもであろうが平等に生命の灯火を消されてしまうの。

夢診断でもよく書いてあるとおり、死って占いやスピリチュアルの世界ではそんなに怖いものではなかったりする。
それは肉体の滅びで、その後に新しい生……転生、再生、生まれ変わりが控えていることを前提とした死の概念。
古く動かなくなったものを手放して新しい自分に生まれ変わる、っていうニュアンスで語られることが多いですね。

このカードもご多分に漏れずそういうニュアンスです。

逆位置で出たら?

正逆の取り方がリーダーさんに依って違ってくる印象だけど、私は正位置が死を迎える前、逆位置が死を迎えた後=再生の兆し、と読んでいます。
正位置をポジティブ、逆位置をネガティブ、ってニュアンスで読みたい人は私と反対の解釈をされていることが多そうですが、個人的には“死”を基点に考えたいので上記の感じにしています。
死んでからこそ生まれ変われるわけで、そう考えると別にどっちもネガティブなイメージはないのだ。

塔も破壊と再生で似た感じですが、塔のカードは死よりももっと破壊的。
どんがらがっしゃん!の後、更地になったところに新しいモノを作ろう……っていう感じなのでまたちょっと違うわね。
死は自分自身の終焉と再生、塔は周囲の環境を含めた終焉と再生。
まぁこの辺は塔のカードのときにじっくり書きますわ。

実際に生きていて思うのは、何度か擬似的な死……臨死体験とかそういう大事でなかったとしても、物理的もしくは精神的にどん底を味わったり辛酸を舐め尽くしたり自己の深い深い深い深いところに潜り込んで絶望無力感その他諸々にやられたり、まぁそういう広義の意味での死に直面するごとに再生してレベルアップしていくのだから、死のカードってやつは「そのタイミングが来るよ/来てるよ」って教えてくれるイイヤツ、なんじゃないかと思っています。
覚悟してようがしてなかろうがやばいときはやばくなるけどね!
ただ、何も覚悟していないよりは1mmくらいはマシかもしれない。

死のカード、私は好きです。
意味もそうだけれど、素直に絵柄が格好いいじゃん!?
白馬に乗った骸骨の騎士、薔薇十字の旗を掲げて……あぁ、あぁ、格好いい!!
そんなミーハーな気持ちで見てるよ。許してくれよ。

 

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう