「凄腕の職人」小アルカナ:ペンタクル 8【タロットカード紹介】

今回ご紹介するのは、ペンタクル 8です。
この人、職人さんなのよ。
こつこつこつこつペンタクル作ってるの。ひとりで仕事を任されているプロですね。
すごい集中力で作業台に向かっております。
このカードが出たときは、そのこつこつ感が鍵だよってことです。

基本的な意味

ペンタクル 8

ペンタクル 8が正位置で出ると、こつこつやってきたことがきちんと形になっている、ということです。
あなたが作り上げてきたものはきちんと現実的な形を伴って財産になっていますよ、と教えてくれているのですね。

例えば、給料日付近でこのカードが出ると、日々の頑張りがきちんと基本給や残業代という形になって入ってきますよってことだと読めるし、何らかの評価を受ける際に出ると今までの努力がきちんと成果となっていますよってことだと読める。
「頑張った分だけ・自分が成熟し生み出した分だけ」が反映されるので、サボっていればそれなりでしょう。

また、集中力も絵柄から感じられます。
集中すればする分だけいい仕事ができる。作業に熱中すればするほどクオリティがついてくる。
人ってそういうものだから、集中・熱中できる環境で働けばどんどん豊かなものが生まれてくるわけだ。
現に、描かれている彼は同じようなコインを集中して次々と作り上げ、それらを堂々と並べています。

また、「そうやって集中できる環境に身を置くことも重要ですよ」というメッセージも読み取れます。
背景に街が描かれているとおり、彼のいる場所は人の営みから距離をおいた静かな場所のようです。集中するためにそういう場所を選んでいるのでしょう。

なので、もしも実際に占っているときにアドバイスのところにペンタクル 8が出たら、「一旦喧騒から離れて、集中できるところで粛々と作業をしてみよう」という風に捉えることもできます。
例えば恋愛を占っているときにアドバイスのところに出たとすれば、「その恋愛に関わる望みを成就させるために、ひとりでこつこつとできることに集中してみませんか」という感じで読むとしっくりくるかもしれません。

逆位置で出ると?

ペンタクル 8が逆位置で出ると、その特徴である集中力が切れちゃうとか、何だかイマイチ成果が出せないとか、職人的な要素がお疲れの状態にあることを示します。
何かしら気になることが他にあるのか、仕事に精が出ていませんよ~集中できていませんよ~という感じですね。

もうね、そんな日はひとりで作業をするのをやめて、一度ペンタクル 3に立ち返ってそれぞれの得意分野を持ち寄って話し合うなどしてもいいと思います!(ペンタクル 3は専門家が寄り集まってひとつのものをつくる相談をしている絵柄なのですよ)
どうにもこつこつ作業できないならしなくていいからさ、別の形でためになることやりましょう。
どう考えても集中力が必要なタイミングでペンタクル 8が逆位置で出たら、意地でもふんどしを締め直して「集中!」ってする必要がありましょうが……

もしくは、職人気質が強く出すぎて周りと距離が空きすぎている、というときにもペンタクル 8が逆位置で出てきたりします。
頑固一徹すぎて周りの人の話を聞かなかったり、「私がこんなにもこだわっているのだから文句を言わないで!」と拒絶の態度を示してみたり、せっかくの技術と経験をよくない形で盾にしてしまう、みたいな状態ですね。
自信があるのはいいのだけれど、謙虚な態度を忘れてしまうとそこで成長も洗練も止まってしまうよ……というアドバイスにも取れます。

恋愛にせよ仕事にせよ、実際に占っているときにペンタクル 8が逆位置で出てきたら、「理想像を強く持ちすぎていないか」「相手の持つ理想像と自分の持つ理想像をうまく混ぜ合わせる余裕はあるか」といった視点で自省するきっかけにするといいと思います。
こだわりすぎは良くない結果を呼び寄せがちだよ!

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう