目次
小アルカナ ワンド ナイト です。
乾燥した土地で、一人の騎士がワンドを持ち馬を駆っています。
小アルカナ『ワンド ナイト』の基本的な意味
- スートのキーワード:本能・情熱・衝動
- 人物像のキーワード:実務家・実行者・リーダー
- 勢いよく走る、後先を考えない、スピード勝負
ワンドを掲げて勇ましく猛る馬を駆り、荒野を往く男性が描かれています。彼は鎧を身につけ、その鎧には赤い房の装飾がついています。また、トカゲ柄の衣服も重ねられています。
色の要素
- 黄:喜び、祝福
- 赤:情熱、行動力、生命力
- 橙:本能
逆位置のキーワード
逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。
- 勢いで走りすぎる、喧嘩になる、無理やり気味
イメージ
めちゃくちゃ勢いがいい!筋骨隆々の馬が!ウィリー走行状態!この馬、めっちゃムキムキなんですよ。他のナイトの馬と比べると身体が立派。首が短くて足が太い!さすがワンドの馬です。ワンドは本能や肉体を象徴するからね。
そんな立派な馬に跨っているのは若い騎士です。他のワンドのカードに比べると短いワンドを掲げていますね。殴るためのワンドでしょうか。とはいえ衣服は装飾が多く、馬の口についている馬具も派手な感じで、このまま戦地に向かうのかというと疑問ではあります。
とはいえナイトですから、バリバリに戦える人でしょう!ナイトはイメージとして成熟した男性、ワンドの持ち味を活かして実務に当たる大人なのです。しかも若くてエネルギーもある。
なので、このカードが出たときはとにかく勢いよく進むことができるよ、進もうとしているよ、と読みます。何でもいいから行ったれ!走り出したら何とかなるやろ!みたいな感じ。綿密な計画や見通しはなく、ただ己の勘と肉体を武器に突っ込んでいく勇ましい人物像を思い描きます。
たとえば恋愛を占っているときにこのカードが出たら、「めちゃくちゃ勢いよくこの恋に向かっているね!」と読めます。ただし、その勢いがいい方向に作用するかどうかはわかりません。正逆や他のカードとの兼ね合いを見ながら慎重に判断しましょう。空回りしてどっかーん、なんてこともあり得るからね。
逆位置で出たときは、まさに勢いが裏目に出る状態だと読めます。ナイト故に実務に影響するので、けっこう現実的な問題に結びつきやすいよ。たとえば未来を表す場所で逆位置で出ていたら、まだ影響を抑えられる段階なのでこの辺で意識してブレーキを踏んでね、と読んだりします。勢いで突っ切ろうとしているということは、意識しないと勢いで突っ切っちゃえるとも言えるのだ。このカードはいったん走り出すと燃料が切れるまで走ってしまえるので、いや、ワンドだしそんなに長続きはしないと思うのだけれど、気をつけてほしいなぁと思います。
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1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。
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