「ルールで民を守る」大アルカナ:法皇【タロットカード紹介】

法皇はお父さん的な、それも皇帝のお父さん感とはちょっと違って、「権力と効力で秩序を保つ」といった感じのイメージです。
皇帝は「権力と効力で統率する」感じ。

基本的な意味

法皇は、人間が人間のために作った法律をバックに権力を持っています。
その法律の上には神の教えや倫理観といった神秘様の要素があって、みんなが納得しやすい内容になっている。
法皇はそれら飽くまでも人間同士の秩序を保つために用意された枠組みの中で秩序を守るのがお仕事なので、そこには情状酌量も存在するんですね。
罪を犯した者であっても状況や人情を鑑みて裁きをくださないと、周りから大きな反発を食らうことは必至で、それが法皇自身の立場を脅かす脅威にもなるわけです。
これが「正義」との大きな違いかな。「正義」は神様だから、どんなに冷徹でともすれば理不尽であったとしても滅多なことでは揺らがないのだな。

逆位置で出たら?

法皇が逆を向くと、彼自身が「法」のように振舞ってしまう様子を表します。
私が法律だ!みんな従え!だなんて傲慢な状態になってしまうのね。
人間だからそういったこともままあるでしょうが、そうなっちゃったら大変だ!いつ反乱分子が出てきてもおかしくないぞ!
法皇のバックにある法律やその上にある神秘様要素があるからこそ、法皇は法皇として権力を行使できるわけですね。
権力っていうのは民衆から与えられるものなのだから、間違った使い方をすると剥奪されても仕方ないのだ。

このカードが場に出たら、一旦社会的な視点や古くから常識とされてきたものに目を向けてみるといいです。
不慣れな状況であればあるほど、相手や相手の法を理解するところから始めると、交渉も調整もしやすくなるからね。そういう意味で、郷に入りては郷に従え、を実践してみるとうまくいったりするかもしれません。
「形式を重んじる」ということを軸にして、何を表しているのかを読むといい感じです。

個人的にはあんまり得意じゃないんだよな、法皇。
めっちゃ真面目な顔で「これはこうですからね」って言ってくる感じがさ……やめろールールとかそういうのあんまり得意じゃないんだよーーやめろーーーってなる。
私は別に「こんなの守ってられっか!破るぞ!」みたいな反骨心があるのではなくて、純粋に「ルールってムズカシイですね?これはどうしたらいいですか?」ってやつなので、トホホな気持ちになります。
とほほ~。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

【タロット一覧】イメージでカードの意味を知ろう