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「スピード感の塊」小アルカナ:ワンド 8【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ワンド 8 です。
ワンドが8本、空中を滑空しています。

小アルカナ『ワンド 8』の基本的な意味

ワンド 8
  • スートのキーワード:本能・情熱・衝動
  • 数字のキーワード:盛り上がった勢い・栄光
  • 素早い展開、幸運の訪れ

見晴らしのいい平野の上をワンドが8本滑空しています。不思議な力で飛ぶワンドは左から右へ進行し、もうすぐ飛行を終えるようです。

色の要素

  • 緑:生命力、みずみずしさ
  • 背景の青:ニュートラル

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 展開についていけない、チャンスを逃す、焦り、嫉妬、諍い

イメージ

ワンド 8の一番の特徴は、そのスピード感です。絵はとてもシンプルで、棒がびゅんびゅん飛んでいます。こんなに立派な棒が8本も空を飛んでいるのですから、ものすごいエネルギーがここに使われていることでしょう。速度がないとすぐに落ちてしまうでしょうし、とにかく速さを感じる絵です。

このカードが出たときは、まずその推進力に注目しましょう。これから飛ぶのではなくて既に飛んでいる状態、ピークを過ぎて降下しはじめている状態です。油断していると置いていかれてしまいそうでもありますが、基本的にはいい方向に進んでいると解釈します。

とにかくとんでもない勢いでモノゴトが進んでいくエネルギー、しかもワンドなので、衝動的なエネルギーがその場にあります。表面的にはわからなくても水面下で動いていたり、にょきにょきと成長していたり、とにかくそういう「前へ前へ」という変化が速い展開で起きています。

このカードが現在~近い未来を表すところに出た場合、準備に使える時間が残されているかどうかはアヤシイです。入念に準備をしたいタイプの人は「えっ!ちょっと待って!」となることもあるかと思います。いけいけレッツゴー状態が好きな人は、このカードが出たら準備もそこそこにダーーッと走ってしまうかもしれません。

いずれにせよ、いつワンド 8が出ても対処できるように、常日頃から行動するための備えを欠かさないようにしておきたいものですね。

もしも、過去を示すところに正位置で出たときして、「心当たりがない」と感じたら、その流れを見逃していた可能性があります。自分が気づいていないところで何かが急激に動いた可能性もあるので、過去のところにワンド8が出て、なおかつ心当たりがないときほど、このカードには気をつけた方がいいかもしれません。その場合は、周囲にどんな動きがあったのかをしっかりと確認しましょう。

また、例えば恋愛で「あと一歩押しが欲しい!」といった状況を占っているときにワンド 8が正位置で出てきたら、正直テンションが上がります。「どんどん行っちゃって!勢いが大切!この流れとパッションに乗ってハッピーを掴み取ろっ!」のようなテンションで読めるのです。さらに、これが相手を表すところに出たりすると、さらにテンションが上がります。お相手さんもいい方向にスピード感出てるよ!これは急展開アリアリじゃない~~!?と、調子よく盛り上がる女子会のようなノリになりがちです。

仕事について占っているときも同様で、「今は勢いが高まっているタイミングだから、ガツガツ進めるといいですよ!」とお伝えすることが多いです。が、そもそもがとんでもないスピードで突っ走る棒なので、機を見計らっているうちに逃してしまう可能性も高いです。このカードを見かけたら、基本的には即ダッシュの姿勢になることをおすすめします。

このカードが逆位置で出たら、ワンド 8の持つ勢いが、ちょっとダメな方に向いているようだと解釈します。とにかく推進力がすごいので、まわりとの摩擦が生じて争いを生んでしまったり、やる気が空回ってイライラしたり、ということもあります。

例えば、自分を表すところにワンド 8が逆位置で出たとして、その周りには大人しいカードばかりが出ているとしたら、周りのペースに自分が合っておらず空気が読めていないとか、誰もついてきてくれなくて情熱を燃やしきれないとか、そういう周囲との空気感やテンションがズレている可能性があるよ、と教えてくれていたりします。恋愛でも仕事でも、ままあることですね。このカードの逆位置がきっかけで、「客観的な視点を失っていた!」と気づけたならラッキーです。

とにかく、このカードのキーワードは「勢いとスピード感」。逆位置のように、情熱に溢れているのにそれがうまく発揮できなさそうな感じで出ると残念に思いますが、それはそれでまたいつか正位置に戻るタイミングがやってくると信じて、それまでうまく立ち回りましょう!

ここまで何度も書いたように、ワンド 8はとにかく速いので、状況によっては流れに乗り遅れてしまうこともあります。とはいえ、「この流れに乗らなきゃ!」と焦ったり、ましてや無理をしてまで体勢を変える必要があるかどうかはまた別の話です。

他のカードの組み合わせ例を少し書くと、例えば自分自身を表すところや指針を表すところに『隠者』や『ソード 2』『ペンタクル キング』などのあまり動かないカードが出たとします。その上で、まわりの環境に『ワンド 8』が出ていたら、「今は周囲に行動と変化をお任せして、自分はしっかりと内省しものごとを深めておく時期」だと捉えられます。

とはいえ、基本的にワンド 8は「いい方向への変化」を表します。自分自身は思いきり変化したいタイミングだと自覚しているけれども、勇気が出なくてもじもじしている……という状態であれば、思いきって走り出してしまうのもよさそうです。

大アルカナ・小アルカナの概要をはじめ、その他カードのご紹介はこちらにて!

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。

1枚1枚を覚えなくてもイイヨ!っていう記事です。タロットを投げてしまう前に読んでみてね。

以下の記事で、大アルカナ・小アルカナを一覧でご紹介しています。ご参考あれ!

記事を書いた人

小濱香織(ももねこ)OBAMA KAORI

文章を書いたりコードを書いたり喋ったりする人。 このコラムでは主に占い(タロット・西洋占星術)の記事を書いています。 カメラと園芸とアクアリウムと自転車とバスケ観戦が好き。 とにかく楽しく生きています。

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