今回は私が占いで使用している、「ルーン文字24字+ウィルド(空白のルーン)」について、読み方と簡単な意味合いを一覧にしてご紹介いたします。
ルーン文字はそれぞれ一文字ずつに音だけでなく、名前と意味を持っています。ルーン一文字を一語として読む時、(例えばfであれば「富」とする時)それは「概念のルーン」と呼ばれています。
現在行われているルーン占いでは、この「概念のルーン」から意味を踏襲してきています。
ルーン文字の一文字ずつの詳しい解釈については以下にある「詳細はこちら」をクリックしてください。
詳細では、そのルーン文字が当時どの様な意味の単語か、また現代の生活でどういうメッセージとなるか、現在占いとして使用する為に一般的に馴染まれている解釈をベースに、私なりに考えたものを掲載しております。
占いのやり方については、「ルーン占いをしてみよう!占いの方法をご紹介」をご覧ください。
文字一覧
文字の意味について
今回掲載のルーン文字は最も古いといわれている「ゲルマン共通ルーン(古北欧型ルーン)」24文字に、現在のルーン占いで加えられている事の多い「ウィルド(空白のルーン)」をいれた25文字となっています。
ゲルマン共通ルーンの一文字ずつの意味については、現在一般的に普及していると思われるものを掲載しています。ただ、実際にこの時代にそのような意味付けがあったかどうかはわかっていないともいわれています。前回の記事「ルーン文字ってどんな文字?」にも書かせていただきましたが、中世に作られた文字(アグロサクソンルーン等、ゲルマン共通ルーンが変化して後に出来た文字)の意味を通して推測されたものだとも言われているようなので当時どうだったかは不明なようです。
文字の読み方について
ルーン文字一語の読み方については、私も最初戸惑ったのですが同じ文字なのに違う読み方をしている事があるので(フェフだったりフェオだったり等)驚く事もあるかと思いますが、時代によってルーン文字の個数や発音の仕方が違ったという説から、現在占い等では様々な表現になっているようです。(占いでは、ゲルマン共通ルーンという24個のルーン+空白を使用しつつ、読み方や意味はアングロサクソンルーンを踏襲している方が多いように感じています。)今回掲載した読みについてはゲルマン共通ルーンのものをメインに、アングロサクソンルーンの読み方等も掲載しています。
また発音の捉え方でちょっとしたニュアンスの違いもあるようなので、この他の言い回しで呼ばれている事もあります。
ルーン文字の順序について
タロットカードでは並び順が決まっているように、ルーン文字も配列の意味付けがあるのではないかと、色々な仮説がたてられているようですが、未だ信憑性のある説明はなされていないようです。この記事でのルーン文字ご紹介の順序については「ルーン銘文」にあるとされている並びにて紹介させていただきました。人によってはオシラとダガス、パスローとエイワズが逆の順番になって紹介されている事も多いように感じています。